総合点
3.56総合ランク
2911個中 233位成分数
40植物エキスの数
3コスパ
0安全性
0素材の品質
0洗浄剤の品質
0洗浄力
0髪補修力
0育毛力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
6注意が必要な素材
0メーカー
ビジナルブランド名
IONICO(イオニコ)容量
450ml参考価格
1556円1mlあたり
3.5円JANコード
4573492151315KaisekiID
7570全成分
非常に特徴的な処方だと思います。
というのも、ベースの洗浄剤が極めて安っぽいという部分と、添加剤が一級品であると言う相反する特徴を持った製品だからです。
添加成分の部分だけを見ると、コンディショニング効果、育毛効果、肌バリア機能の向上、髪補修力の高さなど、ずば抜けた能力を持っているように見えます。
事実、ヘマチンや(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解シルク、ペリセア、セラミド、セラキュートなどをはじめ、一流の製品に配合されている素材をかき集めたかのような状態。
さぞかし素晴らしい製品なのかと思わせることには長けているようですが、大部分を占める洗浄剤の部分は逆の印象を与えています。
オレフィンスルホン酸ナトリウムをベースとして、少しばかりのアミノ酸系と非イオン界面活性剤を添加した形。これは、紛れもなく安物の典型。
ラウレス硫酸ナトリウムだけで構成されたような100円均一のシャンプーとそれほど変わらない印象です。
大事なことは、この安っぽいベース部分が実際は大半を占めているということです。
華々しいという成分が全成分表の大部分を占めているように見えますが、繰り返しますが大部分を占めているのは洗浄剤です。
そのような見方でいくと、内容の割に非常にコストが安い理由が見えてきますね。
実際に添加されている有効成分が高濃度で配合されているとしたら、この程度のコストでシャンプーを作り上げることは不可能に近いでしょう。
また、極めて安っぽい洗浄剤に一流の添加成分を配合するというのは、なんとも宝の持ち腐れ感がすごいと思わないでしょうか。
実際に,一級品のヘアケア成分の良さを消してしまうだけの粗雑な洗浄性が特徴ですから、無いよりはマシと言っても,これほど良い添加剤を使うのであれば洗浄剤もこだわるべし。
この処方を見ると、PPT、ザクロ、バイタリズムなどのトップシャンプーの良い部分を掛け合わせたような作りであることは一目瞭然ですが、結局のところ上っ面を真似しただけではそれらの領域に達することは難しいというのが印象です。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。