MAPUTI(マプテイ) オーガニックフレグランス インティメイトソープの解析結果

概要

• メーカー：株式会社lojus
• ジャンル：シャンプー
• 注目成分： ラウレス硫酸Na, ココイルグリシンK,ヤシ油脂肪酸K
• 特徴：理念は良い。製品はダメ。

どんなシャンプー？

まず、商品説明を見てほしいと思います。

「産婦人科医斎藤糧三先生監修」「デリケードゾーン専用」「市販品は殺菌力が強い」「pH値4.5-5.5で作られる専用ソープを作る必要」「アミノ酸洗浄剤、天然由来」「お風呂映え」というような説明がなされています。

概ね、言ってることは間違ってないと言えます。市販品が殺菌力が強い、というのは、そういうものもある、という点で大げさな表現だと思いますが、まぁ言ってることは大筋で間違ってはいません。

そこまで言うなら、当然このシャンプーは市販品よりも遥かに高いクオリティで、かつ殺菌力も弱い弱酸性であるのが予想されますよね。

商品説明だけ読むと、誰もがそう信じて疑わないはずです。

ところが、です。

デメリットは？

このシャンプー、ラウレス硫酸Naベースです。さらに、殺菌力の強いココイルグリシンK、さらにアルカリ性であるヤシ脂肪酸K（石けん）配合です。

おやおや・・？随分と商品説明では理想像を語っておられたはずですが、この洗浄剤の構成だと大概の市販品よりも劣っている印象です。

いち髪や、アジエンスよりも殺菌力や洗浄力が高いように見えますね。

そうなると、この2400円（120ml）のシャンプーにどれだけの価値を見出だせるのか、微妙になってきますね。

まとめ

商品説明だけ見ると、まともそうなシャンプーに思えるのですが、中身はいささか残念な感じです。

植物エキスのチョイスが良い悪い以前の問題で、洗浄剤のチョイスがかなり微妙です。デリケートゾーンの状態を良くしたい、という思いがあったとしても、このクオリティで納得させるのは至難の業でしょう。

悪く言えば、素材が安上がりに見えるんですね。単純に値段が高いのにコストがかかってない、デリケートゾーンよりも何か他意を感じる内容に見えなくもない。そんな感じのシャンプーでした。