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総合点

1.31

総合ランク

358個中 325

成分数

25

植物エキスの数

2

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

<0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

0

注意が必要な素材

1
薬用ボディソープ解析チャート
販売元による宣伝文
●殺菌成分:イソプロピルメチルフェノール
ニキビ、体臭などのトラブルの原因となる雑菌を殺菌除去。
●洗浄成分:タンパク分解酵素(プロテアーゼ)
雑菌の栄養源となる垢や古い角質をやさしく取り除き、雑菌の繁殖しにくい環境をつくると共に、つるつるすべすべの肌へと導きます。
●保湿成分:コラーゲン、ハマメリスエキス、チョウジエキス
ニキビや体臭がなくてもガサガサお肌では台無し。保湿成分配合でうるおいを保ちながらすっきりと洗いあげます。
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薬用ボディソープ解析チャート
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薬用ボディソープの解説

薬用だと品質が高いのか

薬用ってなに?体に良いの?

みなさん、薬用のシャンプー、薬用のボディソープと聞いてどんな商品を思い浮かべるでしょうか。どんなメリットがあると思いますか?

きっと、ふつうのシャンプーよりも良いもの、何らかの薬用効果があるもの、と思われるでしょう。たしかに間違ってはいません。ある意味でそういった面もあります。

薬用、と言ったら、ふつう医薬部外品であることを示します。医薬部外品だと何が違うのかと言うと、もっとも大きいのは有効成分を示すことができる、ということ。

有効成分とは、ある効能を持った成分が効き目が出る最低限の量以上に配合されている、という状態を示します。ほんのわずかでも含まれれば表示できる化粧品とは違い、有効成分は規定量以上に配合されていることが保証されているのです。そして、その有効成分は配合量に関わらず全成分表の先頭に表記されます。

このボディソープでいえば、イソプロピルメチルフェノールやプロテアーゼがそれに当たるようですね。

殺菌作用と酵素による分解効果が保証されている、という感じ。それにハマメリスの抗炎症作用もありますね。

一般的なボディソープに比べ、これらの効果がたしかに発揮されるのですから、優秀なボディソープのように思えます。

洗浄剤がなにか、が重要

さて、有効成分の存在はおわかりいただけたかと思います。しかし、肝心なのはベースの洗浄剤です。

実は、このボディソープの核心部分がイケてないのです。その正体は、石けんとラウレス硫酸Na。

極めて強い洗浄力と、アルカリ性による肌バリアの溶出を引き起こす、有効成分を台無しにするような洗浄剤なのです。

これでは、医薬部外品であろうが、どんな有効成分が配合されているが後の祭り。肌が強烈な負担を強いられる、残念な内容になっています。

とくに、石鹸がアルカリ性であることによって、皮膚の常在菌バランスも悪化し、肌荒れや体臭の悪化をもたらす可能性を高めるほか、せっかく抗炎症成分が配合されているのに、肌バリアを失って炎症を起こしやすい状態にしてしまうという矛盾を抱えています。

ラウレス硫酸Naの存在によって、石鹸単独よりも洗浄力が安定して高くなってしまい、より 必要以上に脱脂されるのは確実でしょう。

洗浄剤がこういう感じだと、体臭を防ぐためのイソプロピルメチルフェノールの存在もムダというか、体臭を増やしたいのか減らしたいのかワケがわからないといった具合に。

まとめ

ボディソープ選びの基本として、そもそも汚れや皮脂の少ないボディに対しては無駄に洗浄力が高くないこと、無駄に肌バリアを溶かす出さないことを考えると間違いが少ないと思います。

そうすると、当然石鹸がベースのボディソープなどは真っ先に選択肢から外れるはず。薬用かどうかに関わらず、その成分が肌に良い結果をもたらすかどうかを基準に考えるべきでしょう。とくに洗浄剤の部分は重要です。

そのような意味で、このボディソープはあまりお勧めとは言い難いという結論に至ります。

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