解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
ワンダーラインブランド名
moremo容量
200ml参考価格
2508円1mlあたり
12.5円JANコード
8806050294367KaisekiID
7596全成分
最初に変性アルコール、PG、、という時点でクオリティには疑問符が早速着くわけですが、一体何をしたいのかよくわからない製品というのが正直なところ。
というのも,ベースはカチオン界面活性剤が中心となっているので、一応髪のトリートメントであることはわかります。
しかし、それ以外の部分ではスキンケア目的の植物エキスばかりで、なんだかよくわからないことになっているなあという印象です。
ベースがカチオン界面活性剤だと、直接皮膚に塗ると間違いなく肌荒れや脱毛を引き起こすため、一般的なトリートメントは肌につけないようにしましょう、というのが常識ですよね。
この製品は、まさにそういった肌につけないトリートメントと同様でありながら、あたかも頭皮につけさせようという感じの。処方になっているのが謎です
サジーオイル(ヒポファエラムノイデスエキス)をはじめエキス類のチョイスは面白く興味深いところではあるのですが、何も神に対しての有効性をたいしたものではないため、あってもなくても変わりないという存在でしかないと思います。
一方で、これらの植物エキスは神に対しては何ら無力と言わざるを得ないでしょう。髪は生きた細胞ではありませんので、抗炎症作用や抗酸化作用などのエイジングケア成分を塗られても何も起きないからです。
もう一つ気になるのが、商品説明文にあるような塗った途端から水分をしっかり浸透という特徴を持った成分がほとんど見当たらないことです。
一般的にはペリセア(ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム)のような成分がその役割を担いますが、ここではまるで見当たりませんね。
油溶性のビタミンCのような浸透力を持った成分もありません。
そのため、結果的にはカチオン界面活性剤をつけただけ、つまり、100円均一で買ったコンディショナーを使った程度の効果しか期待できないのではないか、というのが正直な感想です。
ベースが変性アルコールのようなものは日本ではほとんどお目にかからないだね、ある意味100円均一の製品よりも質が悪いと言える余地がありますね。
ということでまったくおすすめする理由がない謎のトリートメント剤でした。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。