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メインの洗浄剤として配合されているポロキサマー184。これは非イオン界面活性剤ですが、
「使用中にじんましん、息苦しさなどの異常があらわれた場合には直ちに使用を中止し、医師又は薬剤師に相談してください。特に、アレルギー体質の人や、薬などで発疹などの過敏症状を経験したことがある人は、十分注意して使用してください。」という注意事項を表記する。という一文が添えられている成分。
ポロキサマー184
解釈がやや難しいところですが、
洗浄剤としてはソフトだが、アレルギーを誘発する可能性があるというなんとも微妙な素材。この他にアミノ酸系洗浄剤とペリセアを加えた処方。
洗浄力自体は確かにマイルドで、かつエモリエントな感触。
うっとりする感触というのは嘘じゃないと思います。ただ、
クレンジング剤として適切かというと、ちょっと疑問符も。
前述のようなリスクもあり、ある程度しっかりしたメイクにはかなり馴染ませないと落ちない効率の悪さ、アミノ酸系洗浄剤自体もすっきり感に欠ける部分が予想されるなど、
しっとりタイプが好きな人向けという印象が強いものです。クレンジング的にも、スキンケア的にもかなり中途半端になってしまっているような気がします。
まして拭き取り式ということで、
ちゃんと仕事してくれるのか不安になる処方 と感じます。不要なリスクを背負いたくないなら、一般的なクレンジング剤の方が何かと便利ではないか。
あえて使う理由が無い限りは、個人的に微妙な選択肢だと考えます。