解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
ナプラ(napla)ブランド名
ナプラ容量
200ml参考価格
1225円1mlあたり
6.1円JANコード
4540688144758ASIN
B00DAAMU2S発売日
20130609KaisekiID
2523全成分
解析チームです。さて本日の主役は、炭酸界の“補修系ダークホース”とも言うべき一本、「ナプラ インプライム ソーダシャンプー」です。ナプラと言えば、成分マニアを黙らせる本気のプロ処方でおなじみのサロン系ブランド。そのナプラが放つ炭酸系、ただの“爽快スッキリ系”では終わりません。「アミノ酸系のやさしさ」+「毛髪補修」+「炭酸による頭皮ケア」という三重奏で攻めてきてるんです。
え、炭酸シャンプーって爽快感だけのものじゃないの?と思ったあなた。正直、その認識、もうアップデートの時期かもしれません。今日は、スカルプDの炭酸バージョンや、プレディアの炭酸泡などの“王道勢”と比較しながら、この隠れ名品のガチ実力、解剖していきます。
まずスタッツをチェックしましょう。「インプライム ソーダシャンプー」は、総合3050製品中65位、評価スコアは3.56点(5点満点中)。まずまずの位置ですが、髪補修力4.4点、洗浄剤品質4.6点という“中身の濃さ”が光ります。
他社の炭酸シャンプーと比べても、補修力と洗浄剤品質は平均より約20%高スコア。プレディアのファンゴシャンプーが補修力3.5点程度、スカルプD炭酸ver.は3.9点前後なので、実は補修系としてはかなり上位。ただし、スカルプケア2.8点、育毛1.8点と、こちらはやや控えめ。攻めの育毛ではなく、守りと補修のバランス型ですね。
成分数38個という贅沢仕様で、コスパは4.0点と上々。ユーザー評価も4.1点と高めで、10年以上売れ続けてるロングセラー。最近出てきた“映え系シャンプー”と違い、「ずっと愛されてる系」という安心感があります。
アミノ酸系コンビ。前者は保湿重視の超マイルド、後者は泡立ちと洗浄力のバランサー。この2つの絶妙な組み合わせが、肌へのやさしさと、洗い上がりのスッキリ感を両立させています。
補修コンビ。前者は熱で補修力がアップする“ヒートプロテイン”、後者はしなやかさと自然なツヤ出し担当。炭酸系ってスッキリしすぎて“パサつきがち”ですが、これは違います。泡の時点で「これトリートメントじゃないの!?」ってなる質感です。
この製品の心臓部。血行促進、皮脂の浮き上がり、毛穴洗浄…これぞ“動くスキンケア成分”。炭酸泉の研究でも、皮膚血流が有意に上昇すると報告されていて、スカルプケアの補助役としては超有能です。
清涼感と消臭のW担当。夏の頭皮、汗っかきさん、ニオイ気になる方の救世主。カキタンニンは加齢臭ケアでもおなじみの成分ですね。
育毛界の定番成分。血流促進と栄養供給サポートで育毛剤にもよく使われています。が、この製品ではあくまで“補助要素”。ガチ育毛を狙うなら別途アイテムとの併用推奨。
ちなみに泡立ちは、LPG(液化ガス)のおかげで、ふわっ&モコモコ&濃密の三拍子。アミノ酸系のわりに泡立ちにストレスが少ないのはこのガスのおかげです。
メリット①:補修×頭皮ケアの二刀流。炭酸系って“スッキリ感だけ”で終わる製品が多い中、これは補修力4.4点というガチ数値を叩き出してるのが強い。補修系ならミルボンやコタ、スカルプ系ならスカルプDやナノアミノ…そんな中間層を丁寧に狙ってます。
メリット②:メントール&カキタンニンの消臭設計。夏のベタつき、汗のニオイ、夕方のムワッ感…これ全部ケアできるの、意外と少ないんですよ。
メリット③:“攻めない育毛”サポート。センブリエキス入りで、刺激なく血流ケア。敏感肌でも使いやすいのが強み。
一方、デメリットも明確です。
デメリット①:泡切れの悪さ。炭酸シャンプーあるあるですが、すすぎにちょっと時間がかかる。時間がない朝には不向きかも。
デメリット②:洗浄力はややマイルド寄り。脂性肌・ワックスがっつり派は、1回の洗髪ではスッキリしない可能性あり。2度洗い推奨です。
デメリット③:成分数が多く、敏感肌には注意が必要。全38成分のうち、刺激となる可能性がゼロではないので、超敏感さんはパッチテスト必須。
ナプラ インプライム ソーダシャンプーは、「炭酸×アミノ酸×補修」の珍しい組み合わせを実現した、まさにハイブリッド型の隠れた実力者。炭酸といえば“洗うだけ”のイメージが強い中、ここまで毛髪補修やツヤ感にコミットしてる製品はなかなかありません。
プレディアやスカルプDの炭酸タイプと比べても、洗い上がりのなめらかさ・トリートメント感は頭ひとつ抜けてます。日常使いで頭皮も髪も労わりたい、でも爽快感やニオイケアも譲れない。そんなわがままを、ちゃんと叶えてくれる存在です。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。