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とんでもなく安上がりに作られたシャンプー。
「やさしい」どころか、
アルカリ性であり、環境中で分解しづらい金属石鹸が生成されやすく、髪はアルカリでキューティクルが開きダメージ、肌はアルカリにより保湿因子がラウリル硫酸ナトリウムよりも溶出します。
これの一体どこがリンスインなのか全く解せません。むしろ仕上がり的には
真逆ともいえるものになるでしょう。
セーフタッチという名称すら胡散臭い
単なる石けんよりも悪いのは、ベースの石けんに
コカミドプロピルベタインなどの補助洗浄剤を加えているところ。これは、石けんの安定性の悪さを補う目的があってのことだと思いますが、これが肌や髪に悪いのです。
石けんの弱点は水道水中のミネラル分に反応して金属石鹸を生成し、
洗浄性を失う部分にありますが、補助洗浄剤やキレート剤によって安定性を高め、泡立ちをよくしています。=石けんのデメリットが継続的に残ってしまうということです。
セーフタッチのもっともセーフでない部分はアルカリ性
何が悪いって、石けんはアルカリ性でないと分解してしまうため、肌に悪かろうが髪を傷めようがアルカリ性にしかすることができないのです。
過去の出来損ないの洗剤と言っても過言でない石けんを、未だにありがたがって「肌に優しい」などと思いこんで使っているのは恥ずべきこと。
そして、こんな製品を作ってセーフタッチとか謳ってしまうことも考えもの。
結局コスパだけ見て選ぶから悪かろうになる
こういうシャンプーを選ぶ人というのは、美容室だとかホテルの詰替用途?のような目的が多いかと思いますが、コストパフォーマンスがいくら良さそうに見えても
こんな品質では誰も満足させることはできません。
セーフタッチを使ってるところは
それなりの考え方なんだな、という見方をしてしまってよいでしょう。
いや、何も考えてないのかも。
タイムエキス
エタノール 殆どの場合、無水エタノールのこと。無水エタノールはエタノール99.5vol%以上含有のものをいう。
グリセリン 肌の表面を保湿する素材で、安全性が高く、しっとり感の強い感触が特徴です。石鹸の副産物としても発生します。
コカミドDEA コカミドDEAのこと。粘度調整など洗浄剤の補助としての役回りが多い。発がん性を懸念する声も出た成分ですが、かなりレアな他の成分との混合を高濃度で起こさない限りその心配はない。例えば、亜硝酸塩とコカミドDEAを高濃度で混ぜ合わせるなど。通常のシャンプーの中でそのようなことが起きることはないので、この成分を避けるというのは理に適わない。
BG 1,3-ブチレングリコールのことです。抗菌・溶剤、減粘剤、香料としても使われます。石油から精製される他、サトウキビから精製されるBGもあります。皮膚に潤いを持たせる他、製品安定剤として使われることも。
ローズマリーエキス シソ科常緑樹ローズマリーの葉から得たエキスです。精油としてもおなじみですが、フラボノイド、タンニン、フラボノイド類などを含みます。抗菌作用・抗炎症作用・収れん作用を付与します。
褐藻エキス 褐色の藻、つまり、ワカメや昆布などの藻類から得たエキスです。フコイダンを豊富に含み、それが育毛効果に優れることから育毛系の製品、頭皮ケア系のシャンプーなどに配合されます。
コカミドプロピルベタイン 両性界面活性剤。洗浄剤としての陰イオン界面活性剤な部分と、コンディショナーとしての陽イオン界面活性剤の部分を併せ持つ界面活性剤。主には主洗浄剤の粘度調整や洗浄力の緩和、コンディショニング作用の付与を目的に使われる。両性界面活性剤単体で使うと皮膚に刺激性があるため、メインでは用いられることは少ない。組成名ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン水溶液という。
アロエベラエキス-1
カリ石けん カリウム石けんです。アルカリ性であり、環境中で分解しづらい金属石鹸が生成されやすく、髪はアルカリでキューティクルが開きダメージ、肌はアルカリにより保湿因子がラウリル硫酸ナトリウムよりも溶出します。