最初に言いたいのは、きっと点数は相当低いことになっていると思います。ただ、点数ほど絶対的に悪いというほどではない、ということ。
どのような製品なのか早速見ていきましょう。
ワックスとしてのベース自体は、よくある構成となっています。セット力はエアリーというだけあって低めに、しかし耐久性のある工夫がなされています。
代表格はポリクオタニウム-69。この素材はセット力が落ちない疎水膜を形成する素材。(VP/VA)コポリマーとともに湿気に強いという特徴あり。
結果的に、ナチュラルなスタイルが長時間持続するという機能性を持つに至るわけです。
これだけ見るとワックスとしては優秀ですね。
ラウレス硫酸ナトリウム配合という残念な点あり。アニオン界面活性剤、洗浄剤として有名な成分ですが、ここでは乳化剤としての配合でしょうか。
さらに、トリエタノールアミン、BHT、変性アルコールと、素材としてはリスキーな部類に入るものが多い印象ですね。
使用感は悪くないワックスです。よくある平均的なものよりも質がやや良く、持ちの良いタイプといえるでしょう。
ただ、素材単位でみるとやや粗い部分が見受けられ、このあたりを気にするかしないかで評価が分かれそうです。
とくにラウレス硫酸ナトリウム入りと言う部分はさすがにインパクトがありますよね。
という感じのワックスでした。
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