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キュベシノブ シャンプー(ランテージュ) シャンプー解析ドットコム
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キュベシノブ シャンプー

ランテージュ

cuvee

キュベシノブ シャンプーの格付け

★★★
☆☆

皮膚刺激/薄毛リスク
★★
☆☆☆
しっとり感: △
さらさら感: 〇
ダメージ補修力: △
健康毛適性: △
敏感肌適性: 〇
さっぱり感: △
コシを出す感: X
ボリュームを抑える感: △
1mlあたり10 円
400 ml/3990 円

キュベシノブ シャンプーの解析結果

自称シャンプーのソムリエという方が作ったというシャンプー。

ラウロイルアスパラギン酸Naをベースにした構成は確かに一般的なそれより質の高さを感じさせる予感。
ですが、この作り、系統としては「タカラベルモント エステシモ」のラインによく似ていて、比較すると質の善し悪しが簡単に比較できます。

まず、エステシモはラウロイルアスパラギン酸Naにラウレス-4カルボン酸Naというとても低刺激で洗浄力とサッパリ感の優れた酸性石けんを加えています。
ラウロイルアスパラギン酸Naはマイルドで使用感が良く、おすすめな洗浄剤ではありますが、単独だとさすがに荷が重い部分もあります。
エステシモはその点、酸性石けんにより刺激性を加えずにサッパリ感を付与し、かつラウロイルアスパラギン酸Naの良さを消さない、絶妙なバランスと言えるでしょう。
キュベシノブシャンプーの方は、ペリセア、加水分解コラーゲン、リピジュア、セラキュートを並べてコンディショニング効果を与えようという意図が見えます。
エステシモ(タイムレス)の方は、同じくリピジュア、アテロコラーゲン(低分子安定型)、ヒドロキシプロリン(コラーゲン)、ヒドロキシプロリン(コラーゲンの素となるアミノ酸)、アカツメクサ花エキス、プテロカルスマルスピウム樹皮エキス(保湿作用)、アセチルヘキサペプチド-1(白髪改善)、センブリエキス、サンショウ果皮エキス(血行促進・温感作用)、ヒバ(抗菌)というように、天然エキスを中心にコラーゲンも効果的な処方でコンディショニング効果、整肌作用を与えています。

キュベシノブシャンプーのエキス類はアルニカ花エキス、オドリコソウ花/葉/茎エキス、オランダガラシ葉/茎エキス、ゴボウ根エキス、シソ葉エキス、セイヨウアカマツ球果エキス、セイヨウキズタ葉/茎エキス、ニンニクエキス、ローズマリー葉エキス、ローマカミツレ花エキスという、頭皮環境改善系ではわりとよく見る"ベタ"なエキスセットを投入。

抗炎症・血行促進・保湿・抗菌作用等を期待されるものですが、エステシモの方と比べるとインパクトがありません。

そして、このシャンプーがどういった謳い文句で宣伝されているか、という点。

”合成防腐剤、合成着色料、石油系界面活性剤、鉱物油、シリコンを一切使用していない無添加処方のシャンプーです。”
質感をよく見せるために安易に使われがちなのが「シリコン」で、シリコンは「泡を消す」力が強いため洗浄力や気泡力が衰えます。
それを補うために洗浄力の強い洗浄剤を使用する、または洗浄剤の量を増やすという考えから、ランテージュシャンプーにはシリコンが使用されていません。

このような趣旨なのですね。
まず、合成防腐剤、合成着色料、石油系界面活性剤、鉱物油不使用という点については、
合成防腐剤(おそらくパラベン類)はないがフェノキシエタノールは使っている(パラベンより安全とは言い切れません)。
合成着色料で何か被害が出たということはあるのか。
石油系界面活性剤の中でも非常にマイルドで安心して使えるものもあるし、石油だって100%天然由来成分だ。
鉱物油(例えばミネラルオイル)は無刺激で安全に使えるように精製されているものなので、返って天然のものより安心して使える面がある。
シリコーンは言うまでも無く、化学変化がほとんど起こらないため刺激になることが皆無な成分。
シリコーンがあることで洗浄剤のパワーをアップしないとならない、という点では、現在ではそう断言できなくなるような製品がたくさん出ているとソムリエ氏も気づいているのではないでしょうか。

何が言いたいかと言うと、もしソムリエという立場にあるのなら、合成防腐剤、合成着色料、石油系界面活性剤、鉱物油不使用というような素人だましで安易な謳い文句で飾るのはやめましょうよ、ということです。

ノンシリコンですよ、石油系じゃないですよ、という話はもうイヤってほど宣伝で聞かされているのですから、プロなら便乗すべきではありません。

なぜエステシモとの比較を載せたかと言えば、同じような成分を配合しても、一流と、そうでない者とではこんなに差が出るということです。
評判のいい洗浄剤を入れて、評判のいい保湿剤を入れて、頭皮に良さそうなエキスのセットを入れました、という終始安易な処方が目につき、流行りに乗っただけで深みがなく、"ソムリエ"を自称するなら考え改めるべきレベルの作りであるといって過言ではありません。
エステシモの方はコラーゲン1つとっても非常に親切で質が良く、エキス類もこだわりがなければ採用しないような質の良いもので設計されていて、使用感の極上っぷりは繊細に作り込まれたことが伝わってくるようです。
真に消費者のためを思って作られたものということが、使用感からも全成分からも伝わる一級品。

ちなみに、「スカルプD」にもやや似ていることに気づきました。
どちらかを選べといわれてたら、スカルプDの方が上です。

キュベシノブ シャンプーの宣伝文,商品説明:

1)無添加・低刺激

合成防腐剤、合成着色料、石油系界面活性剤、鉱物油を一切使用していない無添加処方のシャンプーです。
2)シャンプーだけで素髪の艶

程良い洗浄力を持ったアミノ酸系の洗浄成分が使われているので、脱脂されすぎず、コンディショナーやトリートメント無しでも自然な素髪のようなツヤが出ます。
3)頭皮と髪にたっぷりと潤いを与えます。

保湿力、ダメージ修復効果に優れた成分を配合し、しっとり、艶やか感を得られます。
ランテージキュベシノブシャンプーは、本当に髪に必要な栄養を補給するための成分が厳選され使用されています。
使用する原料は天然由来成分90%。シャンプーの主原料である界面活性剤にもこだわり、髪へのやさしさ、生分解性なども考慮し、処方された上質なシャンプーです。
シャンプーは毛髪内部の栄養の流出を極力抑えながら、毛髪、頭皮の汚れを洗い落とすのがベストです。

しかし、質感をよく見せるために安易に使われがちなのが「シリコン」で、シリコンは「泡を消す」力が強いため洗浄力や気泡力が衰えます。
それを補うために洗浄力の強い洗浄剤を使用する、または洗浄剤の量を増やすという考えから、ランテージュシャンプーにはシリコンが使用されていません。

ランテージュシャンプーには、ローマカミツレエキス、アルニカエキス、オランダカラシエキスを代表とする頭皮の活性、フケ防止などの優れた作用を持つ十数種類のオーガニックエキスをふんだんに配合することにより、健康な毛髪を保つ環境を整えます。

キュベシノブ シャンプーの全成分:

水、ラウロイルアスパラギン酸Na、ラウリルグルコシド、グリセリン、セテアレスー60ミリスチルグリコール、コカミドプロピルベタイン、PCAイソステアリン酸グリセレスー25、オレンジ油、ポリクオタニウムー10、クエン酸、BG、グリチルリチン酸2K、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、加水分解コラーゲン、ポリクオタニウムー51、ポリクオタニウムー92、アルニカ花エキス、オドリコソウ花/葉/茎エキス、オランダガラシ葉/茎エキス、ゴボウ根エキス、シソ葉エキス、セイヨウアカマツ球果エキス、セイヨウキズタ葉/茎エキス、ニンニクエキス、ローズマリー葉エキス、ローマカミツレ花エキス、白金、クエン酸Na、カラメル、香料、エタノール、エチルヘキシルグリセリン、フェノキシエタノール

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