総合点
2.06総合ランク
2522個中 1046位成分数
32植物エキスの数
5コスパ
0安全性
0素材の品質
0髪補修力
0育毛力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
0注意が必要な素材
0メーカー
ユーグレナブランド名
ラビタ容量
240ml参考価格
2970円1mlあたり
12.4円JANコード
4582229427067ASIN
B0B1M9VWCQ発売日
20220518KaisekiID
8662全成分
解析チームです。今日はラビタ オーガニクス ファーメント ヘアトリートメントについての解析結果をお伝えします。
オーガニックにこだわったプロダクトというだけあって、植物由来の成分が多く使用されているのが特徴的です。一方で、ベースにカチオン界面活性剤が含まれているため、純然たるオーガニック系というわけではありませんが、一般的なトリートメントよりは環境に優しい設計になっているようです。
話は逸れますが、ユーグレナというメーカー名は、微細藻類「ユーグレナ」に由来しています。この藻類は、光合成と異物捕食の両方の能力を備えた不思議な生物で、その特性から機能性食品や化粧品に利用されています。
解析結果によると、この商品の総合ランクは1171位/2512商品中ということで、これほど突出した商品でもないようです。総合点は5点満点中2点と平均を割っています。一方で使用感の評価は3.7点と高めで、保湿力も3.8点と比較的高評価を得ています。
素材のレベルと安全性は平均的な数値ですが、髪の補修力やスカルプケア力は低めで、こちらに関してはあまり期待できそうにありません。コスパの評価も低く、価格に見合った効果は期待しにくいかもしれません。
主な注目成分としては、ジステアロイルエチルジモニウムクロリドと加水分解エンドウタンパク、グレープフルーツ果皮油などが挙げられます。
ジステアロイルエチルジモニウムクロリドは、生分解性が高く環境に優しいコンディショニング剤です。植物由来の4級カチオン界面活性剤で、ソフトでリッチな使用感が期待できます。
加水分解エンドウタンパクは、えんどう豆のタンパク質を加水分解したもので、毛髪ダメージの補修効果があると言われています。
一方、グレープフルーツ果皮油は保湿効果と血行促進作用がありますが、光毒性があるというデメリットも指摘されています。
メリットとしては、植物由来成分を多く使用していて環境にも優しく、使用感と保湿力が比較的よい点が挙げられます。
デメリットは、純粋なオーガニック系ではないこと、髪の補修力やスカルプケア力が低めなこと、価格に見合った効果が期待しにくいことなどです。特に光毒性を持つ成分が含まれている点は要注意でしょう。
一文献によると、「グレープフルーツ果皮油には光毒性があり、光線過敏症のリスクがある」と指摘されています。光毒性はオーガニック系の課題の一つと言えそうです。
オーガニックにこだわった設計でありながら、保湿力や使用感の良さがあるのがこの商品の特徴です。一方で、髪の補修力やスカルプケア力が低めで、価格に見合った効果は期待しにくいというデメリットもあります。
グレープフルーツ果皮油などの植物由来成分の光毒性にも注意が必要です。総合的に見ると平均的な商品で、大きく劣ってはいませんが、突出した魅力もない印象です。オーガニック製品に期待を持てる消費者には、もう少し満足のいく使用感が得られる可能性があります。
オーガニック志向の高まりに合わせ、今後さらなる改良が期待されるカテゴリーではあるでしょう。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。