| 成分名 | ヤシ油脂肪酸アシルDL-アラニンTEA液 |
| 医薬部外品名 | N-ヤシ油脂肪酸アシル-DL-アラニントリエタノールアミン液 |
| 慣用名・別名 | ラウロイルアラニンTEA、ココイルアラニンTEA |
| INCI名 | TEA-COCOYL ALANINATE |
| 化学式 | C12脂肪酸-DL-アラニン縮合物のTEA塩(水溶液) |
| 由来 | 半合成 |
| 推奨配合濃度 | 2〜10% |
| 適正pH域 | 3.5〜6.5 |
| コメドジェニック度 | 1/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | アニオン界面活性剤 |
ヤシ油脂肪酸アシルDL-アラニンTEA液(TEA-Cocoyl Alaninate)は、ヤシ油由来の脂肪酸(主にラウリン酸)とアミノ酸の一種であるDL-アラニンを縮合させ、トリエタノールアミン(TEA)で中和したアシルアミノ酸型アニオン界面活性剤です。医薬部外品ではN-ヤシ油脂肪酸アシル-DL-アラニントリエタノールアミン液として規格化されており、シャンプーや洗顔料に広く配合されています。
洗浄特性として、弱酸性〜中性域で安定した洗浄力と泡立ちを発揮し、硬水環境でも性能が落ちにくいという優位性があります。アミノ酸系洗浄剤のなかでは洗浄力がやや高めで、さっぱりとした仕上がりを好む日本人の嗜好に合っています。単体での起泡力はやや控えめですが、両性界面活性剤との組み合わせで優れた増粘・起泡作用を示すため、処方設計の自由度が高い素材です。また透明製剤を作りやすい特性も持ち、クリアシャンプーなどに多用されます。
コンディショニング効果も特筆すべき点で、カチオン化ポリマー(グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド等)と組み合わせることで顕著な潤滑性付与が可能です。これにより洗い流し時や乾燥後の指通りが向上します。
安全性については、アニオン界面活性剤のなかでは皮膚刺激性が低い部類に属し、乾燥肌・敏感肌でも比較的使いやすいとされます。ただし粘膜への刺激はゼロではなく、他の高脱脂力成分と組み合わせたり弱アルカリ性処方にすることで刺激が増す点には注意が必要です。ヤシ油由来成分であるため、ヤシ・ヤシ油アレルギーのある方はパッチテストを推奨します。
環境面では植物由来の天然原料から合成されており、生分解性は比較的良好ですが、TEA塩を用いているためナトリウム塩(Na塩)型と比べると環境負荷がやや高い場合があります。全体としては洗浄力・使用感・安全性のバランスが優れたアミノ酸系洗浄剤の一つです。
6件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)