総合点

総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
香り
メーカー
ロート製薬ブランド
メディクイックH容量
320ml参考価格
1527円1ml単価
4.8円JAN
4987241192168ASIN
B0CC5H65C9発売日
20210919ECランク
178位(総合ランキング)ID
10771全成分
商品説明
解析チームです。ロート製薬といえば目薬やスキンケアで圧倒的なブランド力を誇る製薬会社ですが、実は頭皮ケア分野でも医薬部外品シャンプーを展開していることをご存知でしょうか?今回取り上げる「メディクイックH 頭皮のメディカルシャンプー しっとり」は、抗真菌成分ミコナゾールとアミノ酸系洗浄剤を組み合わせた、乾燥性フケに悩む方向けの処方設計。口コミ評価4.1点、売上ランキング上位という実績を持つこの製品、果たしてその中身はどうなのか?
総合評価2.72点、全3036製品中1215位という順位は、正直なところ「中の中」。ただし、これは美容・ヘアケア全体での評価であり、医薬部外品シャンプーとしての役割を考慮すると見方が変わってきます。
注目すべきは洗浄剤の品質スコア3.8点。これは上位約25%に入る水準で、アミノ酸系洗浄剤を主軸に据えた処方が功を奏しています。一方で、髪補修力2.4点、スカルプケア力2.2点という数値は、「髪を美しくする」シャンプーではなく「頭皮トラブルを抑える」シャンプーという設計思想を如実に表しています。
口コミ評価4.1点(596件)という高評価と、成分評価2.72点というギャップ。これは「困っている人にはちゃんと効く」という医薬部外品の本分を果たしている証拠とも言えます。
フケ・かゆみの原因となるマラセチア菌に対する抗真菌成分。マラセチア菌は皮脂を分解してオレイン酸を産生し、これが頭皮を刺激してフケやかゆみを引き起こします。ミコナゾールはこの菌の細胞膜合成を阻害することで増殖を抑制。
Journal of Dermatological Treatment(2019年)の研究によると、2%ミコナゾール配合シャンプーは4週間の使用でフケスコアを約73%改善。ケトコナゾールと同等の効果を示しつつ、刺激性は低いという結果が報告されています。
アミノ酸系洗浄剤の代表格。グルタミン酸由来の界面活性剤で、皮膚刺激がきわめて低く、ベビーシャンプーにも使用されるほどの安全性を持ちます。
コンディショニング効果に優れ、洗い上がりがしっとり。乾燥肌・敏感肌の頭皮に最適な選択肢。
泡立ちが弱いため、単独では洗浄力が物足りない。本製品では他の界面活性剤で補完。
甘草由来の抗炎症成分。頭皮の赤み・かゆみを鎮める働きがあり、ミコナゾールとのダブルアプローチで「菌を抑える+炎症を鎮める」という設計になっています。
余談ですが、グリチルリチン酸は医薬品としては肝機能改善にも使われる成分。化粧品では0.5%以下の配合が一般的ですが、医薬部外品では有効成分として規定量を配合できるため、より確実な効果が期待できます。
両性界面活性剤として、泡質の改善とコンディショニング効果を担当。アミノ酸系洗浄剤の弱点である泡立ちをカバーしつつ、刺激性を抑える「縁の下の力持ち」的存在です。
硫酸系洗浄剤ゼロ。乾燥性フケには理想的な組み合わせ。
「頭皮の処方箋シャンプー」
美容院ではなく、皮膚科の待合室に置いてあるべき製品。
メディクイックH しっとりは、「美髪」より「治療」を優先した医薬部外品です。総合評価2.72点という数字だけ見ると平凡に映りますが、口コミ4.1点という高評価が示すように、「フケ・かゆみに本当に困っている人」には確かな効果を発揮しています。
ミコナゾール+グリチルリチン酸のダブル有効成分、アミノ酸系洗浄剤による低刺激処方。この組み合わせは、乾燥性フケに対する「正攻法」と言えます。逆に言えば、脂性フケや美髪目的には向かない、用途が限定された製品でもあります。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。