| 成分名 | ローズヒップ種子油 |
| 慣用名・別名 | ローズヒップオイル、カニナバラ種子油、ロサルビギノサ種子油 |
| INCI名 | Rosa Canina Seed Oil |
| 由来 | 植物性 |
| 推奨配合濃度 | 1〜5% |
| 適正pH域 | 4.5〜6.5 |
| EWGスコア | 2/10 |
| コメドジェニック度 | 2/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | 成分 |
ローズヒップ種子油は、バラ科(Rosa canina / Rosa rubiginosa等)の実の種子から抽出される植物性オイルで、スキンケア分野において非常に高い評価を受ける機能性植物油です。
最大の特徴は必須脂肪酸の豊富な含有量で、全脂肪酸の約70〜80%をオメガ6系のリノール酸(40〜50%)とオメガ3系のα-リノレン酸(30〜40%)が占めます。これらは皮膚のバリア機能修復や細胞膜の構成に不可欠な成分です。また、天然由来のトランスレチノイン酸(ビタミンA誘導体)を微量含むことが知られており、ターンオーバー促進・シワ改善・ニキビ跡の軽減などの効果が期待されます。
ビタミンE(トコフェロール)や天然カロテノイドによる抗酸化作用も有し、抗老化・美白・傷跡・ストレッチマークの軽減に関するエビデンスも蓄積されています。肌への浸透性が高く、使用後のべたつきも比較的少ない点も実用的な長所です。
一方、不飽和脂肪酸比率が極めて高いため酸化安定性が低く、光・熱・空気により急速に劣化する欠点があります。酸化したオイルは過酸化脂質として肌にダメージを与える可能性があるため、開封後の保管と使用期限管理が重要です。コメドジェニック指数は比較的低く(1〜2程度)、ニキビ肌にも使用可能とされますが、個人差があります。配合時はビタミンE等の抗酸化剤との併用が推奨されます。