Ingredient Analysis

ヤシ油脂肪酸アシルアルギニンエチル・DL-PCA 塩

カチオン界面活性剤 4件の商品に配合 ID: 2309
カチオン界面活性剤 コンディショニング・帯電防止を担う陽イオン性界面活性剤
+40

安全性
+20

素材の品質
+30

使用感
基本情報
成分名ヤシ油脂肪酸アシルアルギニンエチル・DL-PCA 塩
医薬部外品名N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-アルギニンエチル・DL-ピロリドンカルボン酸塩
慣用名・別名ココイルアルギニンエチルPCA
INCI名Cocoyl Arginine Ethyl PCA
由来植物性,半合成
推奨配合濃度0.5〜3%
適正pH域3.5〜7.0
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 医薬部外品承認成分 化粧品成分基準収載
カテゴリ カチオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 +40
肌・頭皮への安全性
補修力 +20
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +30
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +30
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +30
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +20
環境負荷・生分解性の評価

概要

ヤシ油由来の脂肪酸とアミノ酸(L-アルギニン)を組み合わせた両性型カチオン界面活性剤。DL-ピロリドンカルボン酸塩(PCA塩)として存在し、優れた抗菌性と低刺激性を兼ね備えるアミノ酸系界面活性剤。医薬部外品承認成分として多用途に使用可能。生体親和性が高く、毛髪・肌への安全なコンディショニング効果を発揮。

ヤシ油脂肪酸アシルアルギニンエチル・DL-PCA 塩の解析

ヤシ油脂肪酸アシルアルギニンエチル・DL-PCA塩(INCI名: Cocoyl Arginine Ethyl PCA)は、ヤシ油またはパーム核油由来の脂肪酸とL-アルギニンエチルエステルを結合させたアミノ酸系カチオン界面活性剤であり、DL-ピロリドンカルボン酸(PCA)で中和された塩形態をとる。

本成分の最大の特徴は、アミノ酸由来の高い生体親和性と低刺激性にある。一般的な第四級アンモニウム塩系カチオン界面活性剤と比較して、皮膚・粘膜に対する刺激性が著しく低く、シャンプーや育毛剤、デンタルケア製品など幅広い医薬部外品に承認・配合される。

抗菌性を有しており、頭皮や口腔内の雑菌抑制効果が期待される点も特筆すべき特徴。また、カチオン性を持つためマイナスに帯電した毛髪表面に吸着しやすく、帯電防止・コンディショニング効果も発揮する。PCA塩の部分は天然保湿因子(NMF)の主要成分であるピロリドンカルボン酸と同一構造であり、保湿効果への貢献も期待できる。

日本では旧指定成分・表示指定成分に該当するため、配合製品にはラベル表示が義務付けられている。推奨配合濃度は0.1〜1.0%と低濃度域であり、適正pH域は4.0〜7.0。コメドジェニック度は低く(1/5)、環境負荷面でも半合成・アミノ酸系のため比較的生分解性が高い。

相性の良い成分

グリセリン パンテノール ベタイン 他のアミノ酸系界面活性剤

相性の悪い成分・混合注意

強酸化剤 高濃度陰イオン界面活性剤