| 成分名 | N‐ヤシ油脂肪酸アシル‐L‐アルギニンエチル・DL‐ピロリドンカルボン酸塩 |
| 慣用名・別名 | ヤシ油脂肪酸アシルアルギニンエチル・DL-PCA塩 |
| INCI名 | Cocoyl Arginine Ethyl PCA |
| 化学式 | C22H42N4O5・C5H7NO3 |
| 分子量 | 約431 Da |
| 由来 | 植物性,半合成 |
| 推奨配合濃度 | 0.5〜3% |
| 適正pH域 | 3.5〜7.0 |
| EWGスコア | 2/10 |
| コメドジェニック度 | 1/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | カチオン界面活性剤 |
ココイルアルギニンエチルPCA(N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-アルギニンエチル・DL-ピロリドンカルボン酸塩)は、トウモロコシなど植物由来の糖を原料としたアミノ酸系のカチオン(陽イオン)界面活性剤です。ヤシ油脂肪酸とアルギニンのエチルエステルを結合させた構造を持ち、対イオンとしてDL-ピロリドンカルボン酸(PCA)を使用しています。
カチオン性を持つため、マイナスに帯電した損傷毛髪のタンパク質部位に選択的に吸着し、コンディショニング効果・指通り向上・ツヤ付与に貢献します。リンスやコンディショナー、トリートメント製品に広く配合される成分です。アミノ酸骨格を持つため、従来の塩化ベンザルコニウムなどの強カチオン系界面活性剤と比べて皮膚・粘膜への刺激性が低く、安全性の高さが評価されています。
また、温和な殺菌・抗菌作用を有しており、防腐補助的な役割も果たすことからスキンケア化粧品にも応用されます。さらに、生分解性に優れるためカチオン界面活性剤の中では比較的環境負荷が低い点も特筆すべき特徴です。対イオンのPCAは天然保湿因子(NMF)の構成成分であり、保湿への寄与も期待できます。
カチオン系成分であるため、アニオン界面活性剤と同時配合する際は電気的中和が起きやすく配合設計に注意が必要です。適切な配合量・製剤設計のもとでは、安全性・機能性・環境性のバランスに優れた高品質な成分と評価できます。
5件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)