| 成分名 | ゲッケイジュ葉水 |
| 慣用名・別名 | ローリエ葉水, ベイリーフウォーター, ローレル葉水 |
| INCI名 | Laurus Nobilis Leaf Water |
| 由来 | 植物性 |
| 推奨配合濃度 | 1〜5% |
| 適正pH域 | 4.5〜6.5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | 植物由来成分 |
ゲッケイジュ葉水は、地中海原産のクスノキ科常緑高木・ゲッケイジュ(Laurus nobilis)の葉から得られるハイドロゾル(芳香蒸留水)。水蒸気蒸留の際に精油と分離して得られる水層成分で、精油成分を微量含みながらも水溶性のため刺激が比較的穏やか。
主要活性成分として1,8-シネオール(ユーカリプトール)、リナロール、オイゲノール、α-ピネン、サビネンなどを含有。1,8-シネオールは抗菌・抗炎症・抗真菌作用を持ち、頭皮の常在菌バランスを整えフケ・かゆみの抑制に寄与する。リナロールによるリラックス・鎮静作用も知られており、頭皮の敏感化を抑える効果が期待される。
抗酸化作用も報告されており、フリーラジカル消去によるエイジングケア効果も見込める。ただしメチルオイゲノールを微量含む場合があり、EUではメチルオイゲノールは発がん性疑義成分として化粧品への使用が制限されている点は留意が必要。精油とは異なり水層成分なので濃度は著しく低く、通常配合量での実用安全性は高いとされる。
ローリエ・ベイリーフとも称され、古代ギリシャ・ローマでは勝利と知恵の象徴。料理用ハーブとしての知名度が高い一方、化粧品・ヘアケアへの応用は比較的ニッチ。シャンプー・スカルプトニックへの配合が主流で、清涼感ある香りが使用感向上にも貢献する。