| 成分名 | (アクリル酸ブチル/イソプロピルアクリルアミド/ジメタクリル酸PEG-18)クロスポリマー |
| INCI名 | Butyl Acrylate/Isopropylacrylamide/PEG-18 Dimethacrylate Crosspolymer |
| 由来 | 合成 |
| 推奨配合濃度 | 0.1〜2% |
| 適正pH域 | 4.5〜7.0 |
| コメドジェニック度 | 0/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 規制なし |
| カテゴリ | 成分 |
(アクリル酸ブチル/イソプロピルアクリルアミド/ジメタクリル酸PEG-18)クロスポリマーは、3種のモノマーを架橋重合させた三元系機能性ポリマーである。アクリル酸ブチルが疎水性バックボーンを形成し、イソプロピルアクリルアミドが感触調整・皮膚馴染みを担い、PEG-18ジメタクリル酸エステルが架橋点と同時に親水性ネットワークを構築する。この「疎水性・親水性・架橋」の三位一体設計が他の単純な皮膜形成ポリマーにはない多機能性を生む。
最大の特徴は経表皮水分損失(TEWL)の抑制である。架橋構造を持つ皮膜は柔軟でありながら物理的に安定しており、単なる保湿剤とは異なる「バリア形成型保湿」を実現する。また、角質細胞の成熟促進や創傷治癒補助効果も報告されており、スキンケアにおける機能的深みはアクリル系ポリマーの中でも高水準にある。
感触面では成分付着性の向上による長時間持続効果と、シルキーな塗布感が評価ポイント。ヘアケア製品では毛髪表面への均一な皮膜形成により指通り改善・ツヤ付与に貢献する。類似成分であるアクリル酸ブチル/ジメタクリル酸グリコールクロスポリマーが単純な吸着・皮膜形成にとどまるのに対し、本成分はイソプロピルアクリルアミドによる温度応答的な挙動とPEGセグメントによる保湿機能が加わり、より多機能である。
安全性は比較的良好で、架橋構造のため皮膚への浸透はほぼなく、全身への吸収リスクは低い。ただしPEGセグメントの存在から、一部に感作リスクを懸念する声もあるため高濃度使用には注意が必要。配合目的としては乳化安定剤・皮膜形成剤・皮膚コンディショニング剤に分類され、クリーム・乳液・ヘアコンディショナーなど幅広い処方で活用される先進的ポリマー素材である。
2件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)