| 成分名 | オクチルドデセス−20 |
| 医薬部外品名 | ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル |
| 慣用名・別名 | POEオクチルドデシルエーテル |
| INCI名 | Octyldodeceth-20 |
| 由来 | 合成 |
| 推奨配合濃度 | 0.5〜5% |
| 適正pH域 | 3〜8 |
| EWGスコア | 6/10 |
| コメドジェニック度 | 2/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | ノニオン界面活性剤 |
オクチルドデセス-20は、高級アルコールであるオクチルドデカノールに酸化エチレンを約20モル付加させたポリオキシエチレン型のノニオン(非イオン性)界面活性剤です。医薬部外品名は「ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル」で、HLBが高いため主に親水性乳化剤・可溶化剤として機能します。
クレンジング、乳液、クリーム、化粧水、美容液など多岐にわたる製品に配合され、油性成分を水相に安定分散させる目的で使用されます。非イオン性界面活性剤は一般にイオン性界面活性剤と比べて刺激が少ないとされており、長時間肌に留まる製品にも採用されます。
一方で、界面活性剤全般に言えることですが、使用濃度や処方設計によっては皮膚バリア機能への影響が懸念される点があり、特に敏感肌の方はやや注意が必要です。また石油合成由来であるため、環境負荷の観点ではやや評価が下がります。
酸化エチレン付加モル数によってHLBが変わり、オクチルドデセス-20は高HLB値を持つため油中水型(W/O)よりも水中油型(O/W)乳化系での使用が主体です。製品全体の処方バランスを整える補助的役割を担う成分といえます。