Ingredient Analysis

カルボキシメチルジスルフィドケラチン(羊毛)

成分 優良成分 4件の商品に配合 ID: 35902
優良成分として評価されています
この成分は当サイトの解析において特に優れた素材として位置づけられています。安全性・品質の高い成分です。
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+20

安全性
+60

素材の品質
+30

使用感
基本情報
成分名カルボキシメチルジスルフィドケラチン(羊毛)
慣用名・別名CM-DSケラチン(羊毛)
INCI名Carboxymethyl Disulfide Keratin (Wool)
分子量1000〜30000 Da(修飾度により変動)
由来動物性
推奨配合濃度0.1〜3%
適正pH域4.0〜8.0
EWGスコア1/10
コメドジェニック度0/5
EU規制規制なし
日本規制 規制なし
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +60
成分の素材品質・配合価値
安全性 +20
肌・頭皮への安全性
補修力 +55
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +10
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +30
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +30
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +20
環境負荷・生分解性の評価

概要

羊毛ケラチンのシスチン結合をカルボキシメチル化により開裂・修飾した誘導体。ジスルフィド結合に-CH₂COOH基を導入することで水溶性を付与しつつ、毛髪内部への浸透性を高めた機能性ケラチン。ダメージ部位のシステイン残基と相互作用し、毛髪の構造的補修に関与。通常の加水分解ケラチンより高い毛髪親和性と結合力を持つとされ、ミルボンのエルジューダシリーズなど高機能ヘアケアに採用される先進的タンパク質素材。

カルボキシメチルジスルフィドケラチン(羊毛)の解析

カルボキシメチルジスルフィドケラチン(羊毛)は、羊毛由来のケラチンタンパク質に独自の化学修飾(カルボキシメチル化)を施した高機能ケラチン誘導体。通常の加水分解ケラチンがシスチン結合を切断してポリペプチドに分解するのに対し、この成分はジスルフィド結合にカルボキシメチル基(-CH₂COOH)を導入し、反応性を維持したまま水溶性を高めている点が特徴的だ。

作用機序としては、毛髪のダメージ箇所に残存するシステインのチオール基やジスルフィド結合部位と相互作用し、タンパク質レベルでの補修・充填を促進する。一般的な加水分解ケラチンに比べ、毛髪内部への浸透性と結合持続性が高いと考えられており、コルテックス層への定着効果も期待できる。

日常的なたとえで言えば、通常のケラチンが「毛髪の穴をパテで埋める」とすれば、この成分は「化学的なフックで壁面に固定するアンカーボルト型パテ」に近い。単なる物理的充填にとどまらず、毛髪タンパクとの化学的結合により持続的なコンディショニング効果を発揮する。

ミルボンのエルジューダシリーズ(エマルジョン、リンバーセラム等)やプラーミアシリーズへの採用実績があり、サロン品質のヘアケアにおいて注目される特許性の高い素材。安全性は動物性タンパク質として概ね良好だが、アレルギーが懸念される場合は注意を要する。環境負荷の観点では動物由来成分のため、一定の影響は否めない。

相性の良い成分

加水分解ケラチン シスチン 18-MEA セラミド ヒアルロン酸