| 成分名 | カルボキシメチルジスルフィドケラチン(羊毛) |
| 慣用名・別名 | CM-DSケラチン(羊毛) |
| INCI名 | Carboxymethyl Disulfide Keratin (Wool) |
| 分子量 | 1000〜30000 Da(修飾度により変動) |
| 由来 | 動物性 |
| 推奨配合濃度 | 0.1〜3% |
| 適正pH域 | 4.0〜8.0 |
| EWGスコア | 1/10 |
| コメドジェニック度 | 0/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 規制なし |
| カテゴリ | 成分 |
カルボキシメチルジスルフィドケラチン(羊毛)は、羊毛由来のケラチンタンパク質に独自の化学修飾(カルボキシメチル化)を施した高機能ケラチン誘導体。通常の加水分解ケラチンがシスチン結合を切断してポリペプチドに分解するのに対し、この成分はジスルフィド結合にカルボキシメチル基(-CH₂COOH)を導入し、反応性を維持したまま水溶性を高めている点が特徴的だ。
作用機序としては、毛髪のダメージ箇所に残存するシステインのチオール基やジスルフィド結合部位と相互作用し、タンパク質レベルでの補修・充填を促進する。一般的な加水分解ケラチンに比べ、毛髪内部への浸透性と結合持続性が高いと考えられており、コルテックス層への定着効果も期待できる。
日常的なたとえで言えば、通常のケラチンが「毛髪の穴をパテで埋める」とすれば、この成分は「化学的なフックで壁面に固定するアンカーボルト型パテ」に近い。単なる物理的充填にとどまらず、毛髪タンパクとの化学的結合により持続的なコンディショニング効果を発揮する。
ミルボンのエルジューダシリーズ(エマルジョン、リンバーセラム等)やプラーミアシリーズへの採用実績があり、サロン品質のヘアケアにおいて注目される特許性の高い素材。安全性は動物性タンパク質として概ね良好だが、アレルギーが懸念される場合は注意を要する。環境負荷の観点では動物由来成分のため、一定の影響は否めない。
4件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)