Ingredient Analysis

ベンザルコニウムクロリド

カチオン界面活性剤 6件の商品に配合 ID: 3611
カチオン界面活性剤 コンディショニング・帯電防止を担う陽イオン性界面活性剤
-40

安全性
-33

素材の品質
-20

使用感
基本情報
成分名ベンザルコニウムクロリド
医薬部外品名塩化ベンザルコニウム
慣用名・別名BAC、塩化ベンザルコニウム液
INCI名Benzalkonium Chloride
化学式C21H38ClN(C12主体の代表例)
分子量339.86 Da(塩化ベンザルコニウムC12系平均)
由来合成
推奨配合濃度0.01〜0.2%
適正pH域3.0〜7.0
EWGスコア8/10
コメドジェニック度0/5
EU規制規制なし
日本規制 医薬部外品承認成分 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ カチオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 -33
成分の素材品質・配合価値
安全性 -40
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -35
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +0
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 -20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -25
環境負荷・生分解性の評価

概要

第四級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤。細菌の細胞膜を破壊する強力な殺菌・防腐成分。低濃度で効果を発揮するが、皮膚刺激性・眼刺激性・アレルギー誘発リスクが高く、頭皮・皮膚への悪影響が懸念される問題成分。医薬部外品ではニキビ予防・腋臭防止・フケ防止の有効成分として承認。

ベンザルコニウムクロリドの解析

ベンザルコニウムクロリド(塩化ベンザルコニウム)は、C8〜C18の鎖長アルキル基を持つ塩化アルキルベンジルジメチルアンモニウムの混合物で、第四級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤に分類される殺菌・防腐成分です。

その作用機序は、細菌の細胞膜タンパク質を変性・破壊することで菌を死滅させるというもので、グラム陽性菌・グラム陰性菌・真菌に対して幅広い抗菌スペクトルを持ちます。低濃度(0.01〜0.1%程度)でも効果を発揮できることから、防腐目的で化粧品に配合されることがあります。

しかし安全性面では重大な懸念があります。皮膚感作性(アレルギー誘発)・皮膚刺激性・眼刺激性が比較的高く、繰り返し接触による接触性皮膚炎や皮膚バリア機能の低下が報告されています。特に頭皮や粘膜周辺での使用には注意が必要です。また、環境中での生分解性が低く、水生生物への毒性も指摘されています。

日本では医薬部外品の有効成分として認可されており、ニキビ予防・腋臭防止・フケ・かゆみ防止などの用途で使用されますが、現在では刺激性の低い代替防腐剤(フェノキシエタノール、グリシンなど)への置き換えが進んでいます。配合を見かけた場合は敏感肌・アレルギー体質の方は特に注意すべき成分といえます。

相性の良い成分

グルコン酸クロルヘキシジン パラベン

相性の悪い成分・混合注意

アニオン界面活性剤 陰イオン高分子