| 成分名 | ベンザルコニウムクロリド |
| 医薬部外品名 | 塩化ベンザルコニウム |
| 慣用名・別名 | BAC、塩化ベンザルコニウム液 |
| INCI名 | Benzalkonium Chloride |
| 化学式 | C21H38ClN(C12主体の代表例) |
| 分子量 | 339.86 Da(塩化ベンザルコニウムC12系平均) |
| 由来 | 合成 |
| 推奨配合濃度 | 0.01〜0.2% |
| 適正pH域 | 3.0〜7.0 |
| EWGスコア | 8/10 |
| コメドジェニック度 | 0/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 医薬部外品承認成分 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | カチオン界面活性剤 |
ベンザルコニウムクロリド(塩化ベンザルコニウム)は、C8〜C18の鎖長アルキル基を持つ塩化アルキルベンジルジメチルアンモニウムの混合物で、第四級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤に分類される殺菌・防腐成分です。
その作用機序は、細菌の細胞膜タンパク質を変性・破壊することで菌を死滅させるというもので、グラム陽性菌・グラム陰性菌・真菌に対して幅広い抗菌スペクトルを持ちます。低濃度(0.01〜0.1%程度)でも効果を発揮できることから、防腐目的で化粧品に配合されることがあります。
しかし安全性面では重大な懸念があります。皮膚感作性(アレルギー誘発)・皮膚刺激性・眼刺激性が比較的高く、繰り返し接触による接触性皮膚炎や皮膚バリア機能の低下が報告されています。特に頭皮や粘膜周辺での使用には注意が必要です。また、環境中での生分解性が低く、水生生物への毒性も指摘されています。
日本では医薬部外品の有効成分として認可されており、ニキビ予防・腋臭防止・フケ・かゆみ防止などの用途で使用されますが、現在では刺激性の低い代替防腐剤(フェノキシエタノール、グリシンなど)への置き換えが進んでいます。配合を見かけた場合は敏感肌・アレルギー体質の方は特に注意すべき成分といえます。
6件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)