Ingredient Analysis

(C12-13)パレス-3硫酸Na

アニオン界面活性剤 13件の商品に配合 ID: 37978
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
-25

安全性
+0

素材の品質
-20

使用感
基本情報
成分名(C12-13)パレス-3硫酸Na
慣用名・別名(C12,13)パレス-3硫酸Na
INCI名Sodium C12-13 Pareth-3 Sulfate
化学式C12-13アルキルポリオキシエチレン(3)硫酸ナトリウム
由来合成
推奨配合濃度2〜10%
適正pH域5.5〜7.5
EWGスコア6/10
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
(C12-13)パレス-3硫酸Naの分子構造
分子構造・化学式イメージ
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +45
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +0
成分の素材品質・配合価値
安全性 -25
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -20
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 -15
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 -20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -15
環境負荷・生分解性の評価

概要

炭素数12〜13の合成脂肪族アルコールにエチレンオキサイド3モルと硫酸基を導入したアニオン系洗浄界面活性剤。ラウレス硫酸Naと類似した強い起泡・洗浄力を持ち、主洗浄剤として使用される。硬水中でも泡立ちが安定する点が特徴だが、皮脂・水分の過剰除去により乾燥・刺激につながる恐れがある。

(C12-13)パレス-3硫酸Naの解析

(C12-13)パレス-3硫酸Na(INCI: Sodium C12-13 Pareth-3 Sulfate)は、炭素数12〜13の合成脂肪族アルコールにポリエチレングリコール(平均3モル)を付加し、さらに硫酸エステル化してナトリウム塩としたアニオン界面活性剤です。化学的にはポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム(AES系)に分類され、広く知られるラウレス硫酸Na(SLES)と非常に近い構造・特性を持ちます。

最大の特徴は強力な起泡力と洗浄力で、シャンプー・ボディソープ・洗顔料などの主洗浄成分として採用されます。水の硬度や電解質の影響を受けにくく、硬水条件下でも安定した泡立ちを発揮できる点は実用上のメリットです。泡質はきめ細かく、使用感のコントロールに優れるため、製剤設計の自由度が高い成分です。

一方、洗浄力が高い分だけ皮脂や天然保湿因子(NMF)を過剰に除去するリスクがあり、繰り返し使用による乾燥・バリア機能低下が懸念されます。特に敏感肌・乾燥肌・ダメージヘアの方には負担になりやすく、スカルプや肌への長期的な影響には注意が必要です。刺激性はSLESと同程度とされ、アニオン界面活性剤の中では比較的マイルドとされるものの、ノニオン系や両性界面活性剤よりは刺激が高めです。

環境面では、生分解性はある程度認められるものの、石油化学由来の合成原料であり、環境負荷は無視できません。製品コストを抑えつつ豊かな泡立ちを実現できるため、マス市場向けヘアケア・ボディケア製品に広く配合されています。高品位処方や低刺激処方では他の温和な洗浄剤との組み合わせや代替が推奨されます。

相性の良い成分

増泡剤 乳化安定剤

相性の悪い成分・混合注意

陽イオン界面活性剤 カチオン化成分