| 成分名 | 水添ロジン酸ペンタエリスリチル |
| 慣用名・別名 | 水添ロジンペンタエリスリットエステル |
| INCI名 | PENTAERYTHRITYL HYDROGENATED ROSINATE |
| 由来 | 植物性,半合成 |
| 推奨配合濃度 | 1〜5% |
| コメドジェニック度 | 2/5 |
| EU規制 | 規制なし |
| 日本規制 | 化粧品成分基準収載 規制なし |
| カテゴリ | 成分 |
水添ロジン酸ペンタエリスリチルは、マツ科植物から採取される天然樹脂(ロジン・松脂)を水素添加(水添)することで安定化し、多価アルコールのペンタエリスリトールとエステル結合させた半合成の油性成分です。
水添処理によって未処理ロジンに比べて酸化安定性が大幅に向上しており、薄黄色〜薄褐色の透明ガラス状の固形〜半固形素材として知られています。適度な粘着性と粘度を持ち、製品に増粘性・付着性・造膜性を付与します。
主な機能としては、①毛髪・皮膚への光沢付与、②付着性の向上による成分の持続性改善、③皮膚保護膜の形成による柔軟化効果が挙げられます。ヘアオイル・ヘアワックス・洗い流さないトリートメントではコーティング性によるツヤ感とまとまり感の付与に貢献し、メイクアップ製品(口紅・ファンデーション)では密着性向上に活用されます。
安全性については未処理のロジン(アビエチン酸)が接触皮膚炎のリスクを持つ場合がある一方、水添処理によりアレルゲン性が大幅に低減されており、化粧品成分としての安全性は比較的高いと評価されています。ただし松脂由来成分への感受性が高い方には注意が必要です。環境負荷は植物由来であることからやや低めですが、エステル化などの化学処理を経るため純粋な自然素材とは言えません。
5件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)