解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
I-neブランド名
Aquall容量
70ml参考価格
1694円1mlあたり
24.2円JANコード
4582521684755ASIN
B0BVB129F2発売日
20230320KaisekiID
9006全成分
Aquall アクオル モイスチャーダメージケア ヘアオイルの解析です。
洗い流さないトリートメントとも言えるこの商品は、どのような効果があり、また安全性はどうなっているのでしょうか。そのあたりを評価しながら中身を見ていきたいと思います。
まず洗い流さないトリートメントとして見ると、ベースの安全性というのは最重要視されます。この製品では、ベースにカチオン界面活性剤などのリスクが存在せず、とてもマイルドであることがわかります。
さらに、ベタつきを極限まで抑えたような処方ですので、さらっと使いやすい、延びの良い使用感も期待されるでしょう。
セラミド、ポリクオタニウム-65、クランベアビシニカ種子油フィトステロールエステルズといった素材の肌バリア的な効果や、メドウフォーム-δ-ラクトンの加熱により毛髪ケラチンのアミド結合を形成し、疎水性相互作用より強力に髪へ吸着。毛髪の疎水性の強化する効果も期待値が高いですね。
ペリセア(ジラウロイルグルタミン酸リシンNa)は浸透性が高く、かつ補修効果ももたらすことで髪や頭皮に有用なメリットをもたらします。
シアバター、スクワラン、コラーゲン、キシリチルグルコシド、キシリトール、水添ロジン酸ペンタエリスリチル、セチルジグリセリルトリス(トリメチルシロキシ)シリルエチルジメチコンが潤滑性、ツヤを効果的に付与していますね。クオタニウム-33も同様にツヤ感を与えます。。
タンニン酸という成分は抗菌、消臭、防腐、毛穴を引き締める効果を持つ五倍子(ウルシ科ヌルデの虫こぶ)、または没食子(ブナ科植物の虫コブ)から抽出された成分です。没食子酸自体も配合されていますね。
と、このように実に多くの要素が詰まったヘアオイルであることがわかりました。
このヘアオイルはあからさまなデメリットというのはありません。ただし、ジステアリルジモニウムクロリドという、比較的人体にはリスクは低いタイプのカチオン界面活性剤が微量添加されているので、すこし気になる方はいるかもしれません。ただし、これは一般的な防腐剤などと同じようなリスク強度ですので、さほど気にする存在ではないでしょう。
それと、ヘアオイルとしては少々値が張ると感じる方もいるやもしれません。
実力、あります。良いヘアオイルであり、アウトバストリートメントです。
高機能でツヤ・保湿効果抜群、なんなら頭皮にも良い成分が紹介した意外にも多数配合されているので、その安全性を利用して頭皮にも若干塗ってしまってもメリットが多いかもしれませんね。あえて塗りつける必要まではありませんが。
ダメージケア効果としてもメドウフォーム-δ-ラクトンやペリセア(ジラウロイルグルタミン酸リシンNa)をはじめ、しっかり機能するように構成されていますので、これは使い所が多そうだなと感じます。もはやヘアオイルというより、しっかりとしたアウトバストリートメントと言ったほうが正確だと感じました。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。