Ingredient Analysis

クオタニウム-33

カチオン界面活性剤 50件の商品に配合 ID: 41
カチオン界面活性剤 コンディショニング・帯電防止を担う陽イオン性界面活性剤
-15

安全性
+20

素材の品質
+30

使用感
基本情報
成分名クオタニウム-33
医薬部外品名エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム液
慣用名・別名18-MEA含有カチオン
INCI名Quaternium-33
由来動物性
推奨配合濃度0.1〜1%
適正pH域3.5〜7.0
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 医薬部外品承認成分
カテゴリ カチオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 -15
肌・頭皮への安全性
補修力 +35
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -10
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +40
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +30
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +15
環境負荷・生分解性の評価

概要

羊毛ラノリン由来のカチオン性界面活性剤。18-MEA(18-メチルエイコサン酸)を豊富に含有し、毛髪キューティクルの疎水性バリアを模倣・補強する。分子レベルでのキューティクル接着効果により、髪表面の平滑性向上と水分蒸散抑制を実現。高い疎水性により持続的な艶出し効果を発揮するが、過度の使用は重い仕上がりの原因となる。

クオタニウム-33の解析

クオタニウム-33は、羊毛から抽出されるラノリン脂肪酸を基盤とした第四級アンモニウム塩で、毛髪科学において極めて重要な意味を持つ成分である。その最大の特徴は18-MEA(18-メチルエイコサン酸)を豊富に含有している点にある。18-MEAは健康な髪のキューティクル表面に自然に存在する脂質成分で、髪の疎水性バリアとして機能している。

この成分の作用機序は、分子レベルでのキューティクル補修にある。カラーやパーマなどの化学処理によって失われがちな18-MEAを補填し、キューティクル同士を「接着剤のように」結合させることで、毛髪表面の平滑性を回復させる。これは、まるで古い建物の瓦を一枚一枚丁寧に修復するような精密な作業に例えられる。

美容現場では「こってり系トリートメント」の代表格として知られ、5%程度の配合でも顕著な艶出し効果を発揮する。ただし、その高い疎水性ゆえに過剰使用は重い仕上がりを招くため、配合量の調整が重要である。類似のカチオン性界面活性剤と比較して、特に持続性の高い艶感が得られる点で差別化されている。

相性の良い成分

セラミド 18-MEA含有成分 ケラチン

相性の悪い成分・混合注意

強酸性成分 高アルカリ成分

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