解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
ビジナルブランド名
イオニコ容量
180ml参考価格
1540円1mlあたり
8.6円JANコード
4573492151407KaisekiID
8166全成分
トリートメントウォーター。要はトリートメントなのですが、クリーム状ではないという点で珍しいですね。
美容室で使うトリートメント処理剤ではよく目にしますが、一般用としては希少な存在です。
特徴をまとめると、
このような製品です。順を追って見ていきます。
ビジナルという会社から発売されているイオニコですが、あのアロマキフィブランドを引き継ぐなどブランド再建が好きな会社なのかな?という印象です。
イオニコもそういった流れでしょうか。
潤滑性、補修効果、ツヤ、保湿効果と、トリートメント要素をすべて内包した製品という感じですね。
素材のレベルが高く、素材の数もたいへん多いのが特徴。ふつうのトリートメントよりも肌にやさしめなことも併記しておきます。
潤滑性をもたらすのはシリコン代替系のPPG-3カプリリルエーテルをベースに、非イオン界面活性剤やシリコン系界面活性剤がいい味を出しています。
補修系もかなり豪勢で、ペリセア+ヘマチン+ゼイン+キトサンという一流どころに、カチオン系ケラチン、セラミドの補修力も加わる重厚さが素晴らしいです。
ツヤ系ではクオタニウム-33、ゼイン、ラウリルPEG-10トリス(トリメチルシロキシ)シリルエチルジメチコン、はちみつといった素材があります。不足はない感じですね。
育毛系のエキスの配合もレベルが高いですが、頭皮に積極的につけるにはリスクがあるので、あまりそこは期待しなくていいです。カチオン界面活性剤がどうしても肌に悪いですからね。
素材の数がかなり多いので、有効濃度に達していない成分は無力であるという可能性が否定できません。
成分表には名を連ねているものの、効果は感じられないということも十分に考えられます。
濃度についてはそこを踏まえる必要はありますが、内容的には期待値十分、面白い製品です。
わりと濃度が低くても効果が高い成分が多いので、髪を強化するには役立つことでしょう。
各種トリートメント効果のバランスが高いところでとれているので、本格的なトリートメントを探している方はぜひ試されても良いでしょう。
内容的からしたらコストパフォーマンスがかなりよく見えるので、その点も重要ですね。
同じビジナルの製品のアロマキフィもそうですが、コストパフォーマンスの高い製品をよく扱っている印象があります。この会社は。
体感的にも、実際的にもトリートメント効果の高い製品と言えるでしょう。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。