Ingredient Analysis

ラウラミノプロピオン酸Na

アニオン界面活性剤 50件の商品に配合 ID: 865
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
+40

安全性
+20

素材の品質
+20

使用感
基本情報
成分名ラウラミノプロピオン酸Na
慣用名・別名β-ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム
INCI名Sodium Lauraminopropionate
化学式C15H30NNaO2
分子量347.48 Da
由来半合成
推奨配合濃度2〜8%
適正pH域4.5〜7.0
EWGスコア3/10
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +40
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 +40
肌・頭皮への安全性
補修力 +10
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +30
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +20
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +20
環境負荷・生分解性の評価

概要

アミノ酸型の両性界面活性剤(アニオン寄り)。ラウリルアミンとβ-アラニン誘導体からなり、pH依存性の電荷切り替えを持つ。低刺激で皮膚タンパク質への結合性が低く、マイルドな洗浄力と適度な起泡性を両立。コンディショニング・増粘・帯電防止作用も持ち、シャンプーの洗浄主剤または助剤として機能。ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解ケラチンとの相溶性向上にも利用される。

ラウラミノプロピオン酸Naの解析

ラウラミノプロピオン酸Na(Sodium Lauraminopropionate)は、ラウリルアミン(C12由来の脂肪族アミン)にβ-アラニン(アミノ酸)を縮合させて得られるアミノ酸型両性界面活性剤。化学的にはβ-ラウリルアミノプロピオン酸のナトリウム塩であり、天然由来原料(ヤシ油由来ラウリルアミン)を出発物質とする半合成素材として位置づけられる。

構造上の特徴として、pH依存性の電荷変化を持つ。酸性域ではカチオン性、アルカリ域ではアニオン性を示す典型的な両性型であり、通常シャンプーのpH(4.5〜6.5)ではアニオン性が優勢。そのため皮膚・毛髪タンパク質(等電点付近)への過剰吸着が抑制され、刺激性が低い。代表的なアニオン系洗浄剤(ラウレス硫酸Naなど)と比較して、タンパク質変性リスクが著しく低いことが文献上確認されている。

洗浄力は穏やかで、単独では洗浄メインとして力不足になりやすい。実際の製品では、高い洗浄力を持つ主剤と組み合わせて刺激緩和剤・起泡助剤・増粘補助として機能させるケースが多い。同時に、帯電防止・コンディショニング作用により洗い上がりの指通りを改善する効果も期待できる。「洗いながらケアする」多機能型成分という点が最大の特長。

類似成分であるラウロイルメチルアラニンNaやラウロイルグルタミン酸Naと比べると、起泡性と増粘性に優れる一方、しっとり感・補修感はやや劣るという評価が多い。また、ラウレス-3酢酸Naなどの非アミノ酸系アニオン界面活性剤と比較して、環境への生分解性が高く環境負荷が低い点も評価される。

配合製品はシャンプー・洗顔料・ボディウォッシュが中心。とくに敏感肌向け・低刺激処方の製品や、加水分解タンパクと組み合わせた高機能シャンプーに多く見られる。ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解ケラチンとの相溶性を向上させる目的での採用も報告されており、単なる洗浄剤を超えた処方設計上の役割を担っている。

相性の良い成分

ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解ケラチン ココイルグルタミン酸Na ラウロイルメチルアラニンNa

相性の悪い成分・混合注意

強酸性pH調整剤 高濃度の陽イオン界面活性剤

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50件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)