モンゴ流 リペアコンディショナーEXの解析結果 | シャンプー解析ドットコム 

モンゴ流 リペアコンディショナーEXの解析結果

総合点2.27
2433個中605位
品質1.7 %
成分数68
1mlあたり12.6円 %
安全性4.6 %
エキス類9
全成分
詳細情報
  • モンゴ流 リペアコンディショナーEXの詳細情報
  • [発売日]
  • [JANコード] 4582206431049
  • [ランキング] 605位 2433個中/
  • [ポイント(5点中)] 2.27点
  • [ジャンル] T
  • [容量] 350ml
  • [参考価格] 4400円
  • [1mlあたり] 約 12.57円
  • [商品ID] 7881
  • [ASIN]
  • [商品サイズ]
  • [商品重量] g
  • [成分数]68
  • [エキス類の数]9
  • [特に優れた成分の数]3
  • [要注意成分の数]0
販売元による宣伝文
コンディショナーにありがちなベタつきや髪のヘタリがなく、シャンプー併用でハリコシのあるスタイリングのしやすい髪へ仕上がる。
モンゴ流 リペアコンディショナーEX解析チャート

モンゴ流 リペアコンディショナーEXの解説

髪の存在感を最大化!?これはトリートメントだ!

これは髪を丈夫にするトリートメント。

育毛が得意なモンゴ流だが、頭皮に塗るものではない。

概要

育毛を標榜する株式会社アルファウェイから発売されているコンディショナーです。

育毛メーカーのコンディショナーでよくあるパターンが普通のコンディショナーに育毛エキスを入れただけというもの。

この場合、頭皮に塗ることができないコンディショナーに頭皮に塗るためのエキスが入っている状態なので、頭皮にも髪にもメリットがない製品になってしまうんです。

さて、こちらのモンゴ流 リペアコンディショナーEXはどうでしょうか。

メーカーについて

大阪に本社をおく株式会社アルファウェイ製。

エイジングケアを標榜する会社で、リアルエイジビューティーがコンセプト。

モンゴ流ブランドはとくに育毛やエイジングケアが際立った作りになっているように見えます。

どんな商品?詳しく解析

モンゴ流 リペアコンディショナーEXは、育毛効果をさておき、髪自体を強くすることに振り切っている点が特徴です。

育毛成分も配合されているのですが、狙いは明確に髪のハリコシを高めるため。

これは良いですね。

普通に良いトリートメントのように振る舞いますので、ある意味で育毛効果を得たような仕上がりが期待できるでしょう。

効果の中心はペリセア、カチオン化ケラチン、18-MEA誘導体、γ-ドコサラクトンの弾力効果など、髪に弾力をつけ強化する成分。

コンディショナーと表現するには出来すぎているくらいに、しっかりした作りであります。

ここにセラミドの補修効果、クオタニウム−33のツヤ、セバコイルビスラウラミドリシン2Naの感触改良効果が乗ってきます。

さらにシアバター、疑似セラミド、アルガンオイル、バオバブオイルなどなど、潤滑性をもたらす成分も抜かりなし。

ということで、これ、単純に良いトリートメントだということなんです。

これだけじゃなく、ヒポファエラムノイデス果実油、(ダイマージリノール酸/ステアリン酸/ヒドロキシステアリン酸)ポリグリセリル‐10のラノリン的潤滑性、ホホバ、タマリンドガムなどの感触改良効果もありますから、ちょっと他とは異質で重厚ななめらかさを感じることができそう。

面白いです。

デメリットは?

さて、植物エキス類は主に育毛効果狙いのものが配合されていますが、このコンディショナーは頭皮に塗るべきではありません。

ベースが普通に4級カチオン界面活性剤ですから、下手すると脱毛します。

4級カチオン界面活性剤は脱毛剤の主剤にも使われますから、当然ですね。

ということで、髪にだけ塗りましょう。

髪に塗ることでハリ・コシを高め、髪の存在感を高める!という狙いがそこにあります。

まとめ

普通にトリートメントとして優秀です。

値段はなかなか高いですが、それにふさわしいだけのメリットや、重厚な潤滑性を実感することができると思います。

髪のコシを高め、存在感を重厚に仕立てるトリートメントとして応用しましょう。



髪を強くする育毛もアリ





頭皮には塗るべからず


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世界初ジェミニ型(双子型)両親媒性物質・通称ペリセア。洗浄剤の刺激緩和のほか、髪のコーティング、有効成分の浸透補助、髪の強度アップなど多岐にわたる効果を発揮。毛髪内部に極めて短時間(約1分!)で浸透しダメージ修復。肌のキメを整える美肌効果も。
ジラウロイルグルタミン酸リシンNa
4級カチオン(陽イオン)界面活性剤です。タンパク変性作用が強いため、皮膚には付けるべきではありません。髪のダメージ部に吸着し、疎水性を改善させます。
ステアルトリモニウムクロリド
18-MEA(毛髪のバリア)構造に類似し、毛髪表面を理想的な状態に補修。ちなみに、18-MEAとはキューティクル同士の接着剤のような働きをしている脂質のこと。
セテアラミドエチルジエトニウム加水分解コメタンパク
・カチオン化ケラチン配合で髪の強度をやや向上させます。
ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解ケラチン
防腐剤。パラベンと代替としてマイルド系防腐剤として用いられることが多いが、実際のところ肌刺激性では双方に有意な差はない。防腐能力についてはパラベンより低く、他の防腐剤と組み合わせて使うことで必要な能力を引き出すタイプ。パラベンがないからといって、フェノキシエタノールならソフトである、という解釈はあまり良い判断ではないが、防腐能力がソフトという点ではやや優しい。
フェノキシエタノール
加水分解コラーゲン
マメ科の植物甘草の根から抽出したエキス。グリチルリチン酸を豊富に含み、細胞レベルでの抗炎症作用や美白作用を期待されます。
カンゾウ根エキス
イネ科ササ属のクマザサの葉から得られるエキスです。多糖類のバンフォリンや各種ビタミン類などを豊富に含み、アクネ菌の抑制にも効果あり。防腐作用があり、笹団子、笹寿しなど食品の防腐剤代わりにも古くから使われています。
クマザサ葉エキス
マグワ根皮は桑白皮(そうはくひ)とも呼ばれます。チロシナーゼ活性阻害による色素沈着抑制効果を付与。また、抗炎症、抗酸化、毛髪の休止期を短縮し成長期を伸ばす育毛効果、消臭作用などを付与。
マグワ根皮エキス
バラ科吾亦紅のエキスです。タンニン、サポニンを含み、血行促進、抗菌作用などを呈します。
ワレモコウエキス
アルガンオイルです。モロッコ原産で、アルガンの木1本から1リットルしか採れないオイル。オレイン酸・リノール酸リッチで、ビタミンAやセサミンなども含みます。抗酸化作用やしっとりリッチな感触を付与。
アルガニアスピノサ核油
スペアミント油
シアの木の実から採れる植物油脂。体温付近で溶け、なめらかな感触、自然なエモリエント感を示す。また、わずかながら創傷治癒作用をもつアラントインや、整肌作用を持つカロチノイド、トコフェロールなどを含む。
シア脂
殆どの場合、無水エタノールのこと。無水エタノールはエタノール99.5vol%以上含有のものをいう。
エタノール
肌の表面を保湿する素材で、安全性が高く、しっとり感の強い感触が特徴です。石鹸の副産物としても発生します。
グリセリン
エタノール同様アルコールの一種ですが、エタノールの2倍ほどヒト毒性が高い素材です。
イソプロパノール
抗菌作用、美白作用、育毛作用、抗炎症作用、角質細胞賦活作用
ユーカリ葉油
1,3-ブチレングリコールのことです。抗菌・溶剤、減粘剤、香料としても使われます。石油から精製される他、サトウキビから精製されるBGもあります。皮膚に潤いを持たせる他、製品安定剤として使われることも。
BG
炭素数3のグリコールです。異性体にプロピレングリコールがあります。抗菌・保湿剤として用いられ、安全性が高いと言われていますが、実は天然由来を謳うわりにBGやPGとさほど危険性は変わらない可能性があると言われている。
プロパンジオール
イコセン酸が7割以上を占める独特な組成のオイルで、油性感の少ない軽い感触のオイルです。人の皮脂に近い特徴があり、液状のため非常に使用感がなめらかなオイルです。
ホホバ種子油
酸化に対して安定な多価アルコール脂肪酸エステルで、べたつかない軽い感触を与える。
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル
オリーブ果実油
セイヨウハッカ油
イラクサ科セイヨウイラクサの葉から得たエキス。抗アレルギー作用など。
セイヨウイラクサ葉エキス
真菌に対し特に効果の高い防腐剤
ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル