モンゴ流 フルスペックシャンプー洗楽王の解析結果 | シャンプー解析ドットコム 

モンゴ流 フルスペックシャンプー洗楽王の解析結果

総合点1.74
2824個中1719位
品質0 %
成分数69
1mlあたり5.6円 %
安全性5 %
エキス類15
全成分
詳細情報
  • モンゴ流 フルスペックシャンプー洗楽王の詳細情報
  • [発売日]
  • [JANコード] 4582206431544
  • [ランキング] 1719位 2824個中/
  • [ポイント(5点中)] 1.74点
  • [ジャンル] S
  • [容量] 320ml
  • [参考価格] 1800円
  • [1mlあたり] 約 5.63円
  • [商品ID] 7879
  • [ASIN]
  • [商品サイズ]
  • [商品重量] g
  • [成分数]69
  • [洗浄剤数]10
  • [エキス類]15
  • [特に優れた成分]3
  • [要注意成分]0
販売元による宣伝文
髪(シャンプー)、体(ボディソープ)、顔(洗顔料)、手(ハンドソープ)、ひげ(シェービング)の1本5役の優れもの。
キメ細かく泡活性も高く落ちづらい汗や皮脂など不要な汚れもしっかり吸着。
さらにこだわりのスカルプケア成分やデオドラント成分、各種保湿成分もしっかり配合した高機能スカルプシャンプーです。
モンゴ流 フルスペックシャンプー洗楽王解析チャート

モンゴ流 フルスペックシャンプー洗楽王の解説

質が良いのと5役こなすのは別問題。

顔も頭もひげも体も手も、まったく状態を同じモノならこれで良いだろう。

しかし、実際には全然環境が違う。

状態が違う。

だからシャンプーと洗顔料は全然違うし、シェービング剤も違う。

それを1つにまとめる意味。

できるものならやってみろという気持ちで拝見させていただきます。

概要

一本5役が自慢のシャンプーだそうです。

よくある、リンスインシャンプー的なものは有名ですが、5役とは大きく出たなと思いますね。

5つの役割とは、髪・体・顔・手・ひげ(シェービング)だそう。

個人的にも髪と体両用というのは物によってはやりますので、これはあるのかなと思いますが、意外と顔とシェービング、手あたりは難しいところです。

メーカー

モンゴ流は株式会社アルファウェイ製ブランド。

高機能シャンプーを作る!という意志を端々から感じられるブランドであり、商品のアップデートも頻繁に行うことで知られます。

どんなシャンプー?

5役できるシャンプー、ということで一番不安になるのが、中途半端になりはしないかということ。

バランスをとりすぎるとどこを洗っても満足できず、偏りすぎればどこかに全く相性が合わなくなるという難しいチャレンジなんです。これは。

内容を見ていくと、第一印象はああ、洗浄力・・

洗浄力がこれはお世辞にも高いとは言えません。

泡こそ立ちそうですが、ラウリン酸ポリグリセリル-10、ラウリン酸PEG-80ソルビタンというベビーソープ級のマイルドタッチ。

実際には、このあとにアニオン界面活性剤(一般的な洗浄剤)が多数配合されているので、どうにかバランスをとろうという処方には見えます。

オレフィン(C12-14)スルホン酸Naがあとに添加されていることからも、貧弱な洗浄力にならないように意図されているのもわかります。

しかし、これこそが5役を無理にこなそうとしている弊害とも言えるのではないでしょうか。

例えば、シェービング用に、と考えたときには逆に過度な洗浄力だ、とも言えますし、シャンプーや顔にはどうにも中途半端な洗浄性に感じます。

安全性に関してはベースの非イオン界面活性剤やジラウロイルグルタミン酸リシンNaによる刺激緩和作用などで素晴らしいものがありますが。。

結局、中途半端?

中途半端さを挙げればキリがありません。

例えば、髪・頭を洗うにはヤシ脂肪酸アルギニンのような石鹸はどう見ても邪魔ですし、石鹸=アルカリ性ということを考えれば実はマイルドそうに見えて全体はアルカリ寄りで肌を乾燥させやすかったりするのでは?とも解釈できます。

顔を洗うときにはヒアロベールや疑似セラミド、貧弱な界面活性剤、シアバターやコンディショニング成分の影響による過度な保湿作用で吹き出物を誘発しそうという感じも否めません。

シェービングにはこれほど洗浄剤がそもそも必要ありませんし、ハンドソープにもここまで複雑な処方を組む必要性がそもそもありませんよね。

結局、どこを洗うにも不必要な要素が必ず絡んできてしまうため、少しずつ違和感を感じる結果に終わるのではと感じます。

それよりも、髪には髪、シェービングにはシェービング、顔には顔の適役がそれぞれあるんだよ、ということを知ってほしいです。

シャンプーと洗顔ではかなり違うには理由があり、一般的な良いシャンプーで顔を洗うと顔の方にトラブルがやや起きやすいものです。

個人的にも、体をシャンプーで洗うのはアリですが、顔だけは洗顔を使いますね。

それほど、シャンプーのコンディショニング成分が顔には本当に邪魔になるケースが多いです。

まとめ

無理やりすべてのことをシャンプー一本でやろうとするのはやめましょう。

本当にその理想を叶えてくれる商品が出てくれば別ですが、このモンゴ流をもってしてもまったく程遠いのではと思います。

商品としては悪くない、とは言えますが、5役をこれでこなせる?と聞かれればノーです。

頭も髪もシェービングも、同じもので洗って同じように満足できると思ったら間違い。



質の良さを別問題で、対象の違いを考えればこれではダメだとわかるはず。

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世界初ジェミニ型(双子型)両親媒性物質・通称ペリセア。洗浄剤の刺激緩和のほか、髪のコーティング、有効成分の浸透補助、髪の強度アップなど多岐にわたる効果を発揮。毛髪内部に極めて短時間(約1分!)で浸透しダメージ修復。肌のキメを整える美肌効果も。
ジラウロイルグルタミン酸リシンNa
一般的なコカミドDEAより起泡性や持続性・泡量が優れる。
コカミドメチルMEA
保湿・吸湿性を持つ滑らかな感触を残す特徴。ビタミン・ミネラル・アミノ酸・抗菌成分など180種類以上の成分を含む美容効果にうれしい成分でもあります。
ハチミツ
・肌の引き締め成分として硫酸亜鉛を添加しています。
硫酸亜鉛
アルコールの一種で、 2-イソプロピル-5-メチルシクロヘキサノール とも呼ばれる。ハッカに含まれ、清涼感、血行促進作用を付与します。
メントール
・カキタンニンは柿渋に1%-2%程度含まれる成分で、高い収れん作用と加齢臭を分解して消す効果を付与。
カキタンニン
防腐剤。パラベンと代替としてマイルド系防腐剤として用いられることが多いが、実際のところ肌刺激性では双方に有意な差はない。防腐能力についてはパラベンより低く、他の防腐剤と組み合わせて使うことで必要な能力を引き出すタイプ。パラベンがないからといって、フェノキシエタノールならソフトである、という解釈はあまり良い判断ではないが、防腐能力がソフトという点ではやや優しい。
フェノキシエタノール
両性界面活性剤。主洗浄剤の泡立ち、粘度を調整したり、コンディショニング効果を与える作用があります。きめ細かい泡質。単体では使われることは少なく、補助洗浄剤として用いられます。
ラウラミドプロピルベタイン
マメ科の植物甘草の根から抽出したエキス。グリチルリチン酸を豊富に含み、細胞レベルでの抗炎症作用や美白作用を期待されます。
カンゾウ根エキス
抗菌・抗酸化作用・芳香を特徴とするローズマリー。天然の保存料として用いられ、エイジングケアとしてもすぐれた効果。その他ローズマリーはリウマチやアレルギーにも効果が認められ民間薬として使用されています。
ローズマリー葉エキス
アピゲニン含有、ヒスタミンの遊離抑制により抗炎症作用を示す。
カミツレ花エキス
イネ科ササ属のクマザサの葉から得られるエキスです。多糖類のバンフォリンや各種ビタミン類などを豊富に含み、アクネ菌の抑制にも効果あり。防腐作用があり、笹団子、笹寿しなど食品の防腐剤代わりにも古くから使われています。
クマザサ葉エキス
シソ科セージの葉抽出エキス。抗菌作用、血行促進作用、収れん作用などを与えます。
セージ葉エキス
リンドウ科の2年草で、細胞活性作用、抗炎症・血行促進作用を付与します。
センブリエキス
スペアミント油
塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体液で、コンディショニング効果を付与する他に泡質をきめ細かく増加させる機能があります。
ポリクオタニウム-7
シアの木の実から採れる植物油脂。体温付近で溶け、なめらかな感触、自然なエモリエント感を示す。また、わずかながら創傷治癒作用をもつアラントインや、整肌作用を持つカロチノイド、トコフェロールなどを含む。
シア脂
メラニンの生成を抑制する作用、抗炎症・育毛・ヒスタミン遊離抑制作用などを付与します。
ソメイヨシノ葉エキス
殆どの場合、無水エタノールのこと。無水エタノールはエタノール99.5vol%以上含有のものをいう。
エタノール
肌の表面を保湿する素材で、安全性が高く、しっとり感の強い感触が特徴です。石鹸の副産物としても発生します。
グリセリン
アミノ酸型洗浄剤の中でもバランスの良さはトップクラス。適度な洗浄性、泡立ちの安定性、低刺激、コンディショニング効果や、ベタつきの少なさなど、シャンプーとして使われる場面では優秀な使用感を提供する。
ココイルメチルタウリンNa
アミノ酸型洗浄剤の中で中性タイプといえる素材。洗浄力とコンディショニング効果のバランスが良く、比較的さっぱり系の洗い心地と指通りを得ることもできるでしょう。アミノ酸系シャンプーを欲しいがあまりしっとりさせたくない時に適する。
ラウロイルメチルアラニンNa
1,3-ブチレングリコールのことです。抗菌・溶剤、減粘剤、香料としても使われます。石油から精製される他、サトウキビから精製されるBGもあります。皮膚に潤いを持たせる他、製品安定剤として使われることも。
BG
加水分解ケラチン
活性成分ジンセノサイドを含有するオタネニンジンの根から採れたエキス。代謝・血行促進作用を有する。
オタネニンジン根エキス
カチオン性の毛髪保護剤ですが、あまり効果が高くありません。
グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド
エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム。キレート効果による品質安定剤として。
EDTA-2Na
イコセン酸が7割以上を占める独特な組成のオイルで、油性感の少ない軽い感触のオイルです。人の皮脂に近い特徴があり、液状のため非常に使用感がなめらかなオイルです。
ホホバ種子油
ラウレス硫酸ナトリウムなどと同等以上の脱脂力を持ち、起泡力も強い。仕上がりは典型的なさっぱり系で、コンディショニング作用はほとんど期待できずクレンジング目的・泡立ち増強の目的で配合される。
オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
チャ葉から抽出したエキスです。抗菌作用が優れ、タンニンの収れん作用、ビタミン類の抗酸化作用、アミノ酸の保湿作用など付与します。
チャ葉エキス
カプリリルアルコールのポリプロピレングリコールエーテルです。シリコンの代替としても用いられる他、シリコンとの併用で均一性の高い皮膜を形成し、ツヤ感をアップさせる効果も。
PPG-3カプリリルエーテル
ラウラミドプロピルベタインのような両性界面活性剤とほぼ同じような構造です。洗浄性とコンディショニング効果の両面を持つ成分で、皮膚・粘膜刺激が低く泡質の安定性や増粘作用を付与します。
ラウリルヒドロキシスルタイン
イラクサ科セイヨウイラクサの葉から得たエキス。抗アレルギー作用など。
セイヨウイラクサ葉エキス
アミノ酸型洗浄剤ですが、粘膜刺激が低く、洗浄力も温和で、それなりに泡立ちがあり、とても使用感がソフトで使いやすい洗浄剤です。高価な部類の洗浄剤ですが、特に肌に優しいシャンプー作りの中で使用感も両立させたい場合に重宝するでしょう。
ラウロイルアスパラギン酸Na
酸性石けんと呼ばれる洗浄剤・アニオン界面活性剤。石けんといっても分類的には陰イオン界面活性剤であるが、使用感が石けんに似ているさっぱり系。石けんと違い酸性側でも安定して洗浄効果、起泡性を得られる。そして、肌に低刺激。
ラウレス-4カルボン酸Na
糖系の非イオン界面活性剤で、洗浄性と泡立ちが優れます。他の洗浄剤と組み合わせて刺激性を抑制したり、使用感を改善する目的で使われます。
デシルグルコシド