Ingredient Analysis

ラウレス-4カルボン酸Na

アニオン界面活性剤 50件の商品に配合 ID: 10746
アニオン界面活性剤 泡立て・洗浄を担う陰イオン性界面活性剤
+30

安全性
+20

素材の品質
+10

使用感
基本情報
成分名ラウレス-4カルボン酸Na
医薬部外品名ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸ナトリウム
慣用名・別名POEラウリルエーテル酢酸Na
INCI名Sodium Laureth-4 Carboxylate
化学式C16H31NaO5·(C2H4O)4(エトキシ基4付加体)
分子量444.54 Da
由来半合成
推奨配合濃度3〜10%
適正pH域4.0〜7.0
EWGスコア4/10
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ アニオン界面活性剤
ラウレス-4カルボン酸Naの分子構造
分子構造・化学式イメージ
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
洗浄力 +40
皮脂・汚れへの洗浄・脱脂力
素材の品質 +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 +30
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +20
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +0
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +10
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +30
環境負荷・生分解性の評価

概要

「酸性石けん」と呼ばれるアニオン界面活性剤。ラウリル基にエトキシ基4個を付加しカルボン酸末端を持つ構造で、pH4〜6の弱酸性域でも安定した洗浄力・起泡力を発揮。皮膚刺激性が低く、硫酸系より穏やかでアミノ酸系より洗浄力が高いバランス型洗浄剤。生分解性も高く環境負荷が小さい。

ラウレス-4カルボン酸Naの解析

酸性石けん(ポリオキシエチレンラウリルエーテル酢酸Na)と称されるラウレス-4カルボン酸Naは、従来の脂肪酸石けんが持つ「アルカリ域でしか安定しない」という根本的な弱点を克服した革新的なアニオン界面活性剤である。

分子構造上の特徴は明確だ。炭素12のラウリル基にエチレンオキサイドを4モル付加(ポリオキシエチレン鎖)し、末端にカルボン酸基(酢酸基)を導入することで、pH4〜6の弱酸性領域でも高い洗浄力と起泡力を維持できる。人の皮膚や健康な髪のpHに近い弱酸性処方が可能となり、頭皮・肌への適合性が大きく向上した点が最大の設計上のメリットといえる。

洗浄性能の面では、硫酸エステル系(ラウレス硫酸Na)と比較して皮膚刺激性・眼粘膜刺激性が格段に低く、急性毒性も極めて小さい。一方でアミノ酸系洗浄剤と比較すると起泡力・洗浄力は高めであり、敏感肌向け製品から一般処方まで広い用途に対応できる「中間的優秀性」を持つ。硬水条件下でも石けんカスを生じにくく、安定した性能を発揮する点も実用上の利点だ。

使用感はシャンプー・ボディソープにおいてさっぱりとした軽い洗い上がりを提供する。泡量はラウレス硫酸Naほど豊富ではないが、処方の工夫で適切なレベルに調整可能。BOTANISTやエッセンシャルなど多くの市販シャンプーに採用されており、実処方での実績は豊富である。

環境面では生分解性が高く、水環境への負荷が比較的小さいことも評価に値する。エトキシレート系であることからEO付加物特有のリスク(1,4-ジオキサン微量混入の可能性)は指摘されることがあるが、製造管理と使用濃度の範囲内では安全性に問題はないとされる。洗浄力・低刺激性・弱酸性対応・環境配慮のバランスを求める現代の処方設計において、主力洗浄剤として広く採用され続けている成分である。

相性の良い成分

ココイル加水分解コラーゲン ラウロイルグルタミン酸Na

相性の悪い成分・混合注意

陽イオン界面活性剤 金属塩

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