解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
大正製薬株式会社ブランド名
ブラックウルフ容量
380ml参考価格
1760円1mlあたり
4.6円JANコード
4987306062122KaisekiID
8371全成分
注目度の高い素材が多いシャンプーなのですが、違和感がすごい。
その正体は、ベースのクオリティと添加成分の落差です。
例えるなら、インスタントラーメンなんだけどネギだけ高級品とか、さびれたデパートの上に絶叫ジェットコースターがあるとか、クリスティアーノ・ロナウドがJ3にいるとか、そういう違和感です。
要するに、母体がラウレス硫酸Naで安っぽいんですね。この上にどんなトッピング乗ってても説得力薄いよっていうことです。
なのに、やたら添加成分が気合が入っているから混沌の度合いがすごいんです。
添加成分だけ見れば、例えばキャピキシルの育毛作用、パルミトイルテトラペプチド-20、トリフルオロアセチルトリペプチド-2といったところの白髪、シワ予防などの効果は抜群に目立つところです。
さらに、ビワ、ホップ、ヘマチン、モウソウチク成長点細胞溶解質、オウレン根茎エキスなどは育毛にベクトルがきれいに揃っていて、シンプルに目的がわかりやすくて良いと思います。
この系統のシャンプーの中でも素材の質で言えばかなり良い方では無いかと思うくらいですね。
ただ、返す返すもラウレス硫酸Naですよ、母体が。本当に残念としか言いようがないですね。数あるメリットの多くを帳消しにしてしまってるような感じで、当然洗浄力は高すぎますし、育毛シャンプーとしては値段が比較的安い理由の多くがこの洗浄剤のおかげですからね。
思いっきりベースのクオリティを落としての値段ですから、説得力が乏しい。かろうじて石けんよりはマシというくらい。
惜しい。洗浄剤のクオリティにはまったく興味がないといった感じが出てしまっているのが、惜しい。
それ以外の部分がかなり期待値が高いだけに、ラーメンで言えば麺をインスタント麺にしちゃったくらいの手の抜き様なのが残念極まりないです。
そこで利益出そうとするなよ、っていうね。
ぜひ、ブラックウルフの本気を見せて貰う形で、洗浄剤もしっかりした品質のバージョンでも出してもらえれば全く違った結果が見れるとおもうんですが、どうですかね。
もったいないですよ、良い素材が。
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