Ingredient Analysis

ポリクオタニウム-10

カチオン界面活性剤 50件の商品に配合 ID: 734
カチオン界面活性剤 コンディショニング・帯電防止を担う陽イオン性界面活性剤
+0

安全性
+10

素材の品質
+30

使用感
基本情報
成分名ポリクオタニウム-10
医薬部外品名塩化O-[2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース
慣用名・別名塩化トリメチルアンモニオヒドロキシプロピルヒドロキシエチルセルロース
INCI名Polyquaternium-10
由来半合成
推奨配合濃度0.5〜2%
適正pH域3〜7
EWGスコア2/10
コメドジェニック度0/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ カチオン界面活性剤
ポリクオタニウム-10の分子構造
分子構造・化学式イメージ
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 △ +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 △ +0
肌・頭皮への安全性
補修力 ○ +20
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 △ +10
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 ○ +35
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 △ +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 ○ +30
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 △ -20
環境負荷・生分解性の評価

概要

ヒドロキシエチルセルロース由来のカチオン性高分子。毛髪の負電荷に静電的に吸着し、優れたコンディショニング効果と帯電防止作用を発揮。シャンプー・リンスの定番成分として、滑らかな手触りと起泡補助機能を併せ持つ水溶性ポリマー。安全性が高く幅広い処方で使用可能。

ポリクオタニウム-10の解析

ポリクオタニウム-10は、植物由来のセルロースに、プラスの電気を帯びる部分(第四級アンモニウム基)を結びつけた半合成の成分だ。水に溶ける高分子(小さな分子が長くつながったもの)で、分類はカチオン界面活性剤とされる。医薬部外品の表示では「塩化O-[2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース」と書かれる。

髪は洗うとマイナスに帯電しやすい。プラスの性質をもつこの成分は髪の表面に吸着し、きしみや静電気を抑えて指通りをなめらかに整えることを目的に配合される。公開中の商品ではシャンプーが大半を占め、トリートメント、アウトバストリートメント、カラートリートメント、ボディソープなどにも使われている。

安全性の評価は穏やかだ。EWG(米国の民間団体による成分評価)のスコアは1〜10のうち2で、懸念は低い側にある。米国の成分安全性評価(CIR)では「Safe as Used」、つまり現在の使い方であれば安全とされている。EUの規制はなく、日本でも化粧品成分基準に収載された規制のない成分だ。コメドジェニック指数(毛穴づまりのしやすさ)は0で、EUの表示義務アレルゲンにも該当しない。

「ポリクオタニウム-10」「ポリクオタニウム10」など表記は違っても、検索されているのは同じ成分だ。名前の「ポリ」は多数つながっていること、「クオタニウム」は第四級アンモニウムを指す。名前から不安を覚える人もいるが、上記のとおり公的な評価は低リスクだ。ただし、肌の状態によって合う合わないはあり得るので、気になる場合は少量から試すとよい。

成分表示のなかほどまでに載っていれば、髪の手触りを整える設計の商品と見てよい。

相性の良い成分

ケラチン コラーゲン シリコーン セタノール

相性の悪い成分・混合注意

陰イオン界面活性剤(過剰使用時) 高分子凝集剤

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