カテゴリ:シャンプー
総合ランク
総合点

1mlあたり
口コミの評価
カテゴリ内順位
安全性が高い商品です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因皮膚感作性6件・アレルゲン6件・経皮吸収59件
メーカー
nijitoブランド
HARU(ハル)容量
400ml参考価格
4360円1ml単価
10.9円JAN
4562369455465ASIN
B07ZB7WDCR発売日
2025年5月13日ID
10983シリーズ名
kurokamiスカルプ公式サイト
公式サイトを見る全成分
商品説明
解析チームです。2025年5月に登場したharu kurokamiスカルプ サマーレシピは、夏の頭皮ケアに特化した季節限定処方。59成分という高密度な配合の中に、育毛科学の最前線を走る複合ペプチドが潜んでいます。その実力を、成分データから徹底的に読み解きます。
解析ドットコムのスタッツで、3225製品中37位(上位1.1%)という立ち位置がまず目を引きます。特筆すべきは配合成分レベルと保湿力がともに5点満点(平均比+67%)という圧倒的な数値。スカルプケア力4.5点(トップクラス)・エイジングケア力4.4点(優秀)と、頭皮特化型の訴求が数字でも裏付けられています。
一方、育毛効果は2.5点(やや物足りない)。これはシャンプーというカテゴリの性質上、洗い流してしまう処方限界が影響しており、後述するキャピキシル成分の真価を発揮しきれない側面があります。安全性3.4点(標準的)については、シトラス系天然精油6成分がGHS感作性1Bに分類されることが主因です。成分の豊かさと引き換えにある数値として客観的に捉えておきましょう。
解析ドットコム評価(5点満点 / 平均3.0)
バー長は最高値5.0を100%として表示。点線位置(60%)が平均3.0の目安。
環境面では、59成分の生分解性平均0.86(易分解・高い水準)を達成。マイクロプラスチックへの該当成分もなく、自然派シャンプーとしての一貫性が数字に現れています。
この処方設計で最も語るべき組み合わせです。アセチルテトラペプチド-3は、毛包を囲む細胞外マトリックス(ECM)に直接作用し、ラミニンおよびコラーゲンIII型の産生を促進して毛包の「アンカー力」を強化する合成テトラペプチド。単体でも微小血管形成を促進し頭皮血流を改善します。これにアカツメクサ花エキス(イソフラボン・ビオカニンAを主成分)が組み合わさると、5α-リダクターゼI型・II型の両方を阻害してDHTの産生を抑制。スペイン・ISDIN社の研究データでは、この二成分複合体がミノキシジル比で3倍以上の育毛活性を示したと報告されています。シャンプーという洗い流し処方での配合である点は考慮が必要ですが、レシチンが経皮吸収を促進する補助剤として同時配合されており、成分浸透の底上げを図る設計意図が読み取れます。
豚血液由来のポルフィリン鉄錯体で、毛髪ケラチンへの特異的結合能が際立つ成分。医薬部外品承認成分としても収載されており、①毛髪補強・脱毛抑制、②活性酸素・過酸化水素の除去(白髪抑制への寄与)、③パーマ・カラー後の残留アルカリ除去、④染毛促進という4つの機能を1成分で担います。全成分リスト中、比較的後方(配合量が少ない側)に位置しているため、コンディショニング補助的な役割が主と推測されますが、植物系成分では代替困難な即効性を持つ動物由来成分として処方上の独自性に貢献しています。本成分はグルタミン酸Naとの相乗効果が確認されており、同時配合によってケラチンへの結合能がさらに向上すると考えられます。
余談ですが、ヘマチンの過酸化水素中和能は、東邦大学の研究グループが確認しており、カラー後の酸化ダメージ抑制に対して有意な効果を示したと報告されています。
洗浄成分としてococoilグルタミン酸TEA・ococoilメチルアラニンNa・ococoilグリシンKの3種が配合されています。それぞれの特性は以下のとおりです。
3種が協調することで、「泡立ち・洗浄力・コンディショニング・環境配慮」を単一処方で実現するバランス設計が読み取れます。洗浄剤の品質4.3点(優秀)という評価はこの設計の賜物です。
サマーレシピ特有の注目成分です。乳酸桿菌によるマテチャ葉の発酵処理により、クロロゲン酸・カテキン・テオブロミン等が低分子化して生体利用性が向上します。抗酸化・皮脂酸化抑制・UVB/UVA吸収補助という夏の頭皮ケアに直結する3機能に加え、発酵由来のポストバイオティクス効果で頭皮マイクロバイオームの調整も期待されます。夏の高温多湿環境で頭皮の皮脂酸化が進みやすい状況への対策として処方の要となっています。
豆乳発酵液は乳酸菌発酵によって大豆イソフラボンのアグリコン化(低分子・高吸収化)が実現し、エストロゲン様作用でDHT産生抑制と皮脂コントロールをカバー。一方、ホップエキスは5α-リダクターゼの直接阻害に加え、好中球エラスターゼ阻害による頭皮の抗老化、VEGF産生促進による血管新生支援まで担います。前述のキャピキシル複合体とあわせ、異なる機序で脱毛・薄毛にアプローチする多層構造が形成されています。フィトステロールズも同様のDHT抑制経路を持ち、相乗的に機能します。
処方設計上の注意点:レモン果皮油・グレープフルーツ果皮油はセロリ種子エキスとの光毒性相乗リスクが指摘されています(セロリ種子エキスのソラレンとの重複)。洗い流し処方のため通常使用では問題は低いと考えられますが、長時間の放置パックには向きません。また、大豆由来のレシチン配合のため、大豆アレルギーを持つ方は原材料の確認を推奨します。
「夏の頭皮を科学で守る、59成分フル稼働の季節限定処方」
配合成分レベル・保湿力の両方で5点満点を叩き出した、頭皮ケア特化型のシャンプーです。キャピキシル複合体(アセチルテトラペプチド-3 × アカツメクサ花エキス)というヘアケア界のバイオテクノロジー最前線を取り込みながら、乳酸桿菌/マテチャ葉発酵液というサマーレシピ独自の夏対策成分も搭載。スカルプケア力4.5点(トップクラス)という評価は、複数の機序から頭皮環境に働きかける設計の賜物です。
口コミ1件(4.1点)という現時点での絶対数の少なさから市場評価の断定は難しいですが、「使用感の滑らかさ」を期待する声は使用感4.4点(優秀)のスタッツと方向性が一致しています。成分密度と洗い上がりの良さを両立したい、という層にはデータ上も整合する選択肢と言えます。
縦軸:スカルプケア力スコア、横軸:価格帯(概念図)
使用シーン別推奨度:
余談ですが、フランスINT社の研究によると、アセチルテトラペプチド-3とアカツメクサ花エキスを組み合わせたキャピキシルは、12週間の使用で毛髪密度が約13%増加したと報告されています。シャンプーとして洗い流す処方であっても、この知見を踏まえた配合設計の意欲は評価に値します。
---