カテゴリ:シャンプー
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総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
一部の成分に注意が必要です
EU規制の成分が検出されました(1件)
個人差要因皮膚感作性6件・経皮吸収36件
メーカー
アイケイブランド
Tottimo!容量
500ml参考価格
1980円1ml単価
4円JAN
4549339151435ASIN
B0CP922QSGID
11349シリーズ名
Tottimo! カラーシャンプー対象の髪タイプ
ブリーチ毛・ホワイト系・アッシュ系カラーヘア向け詰め替え
なし発売年
2023年使い方
全成分
商品説明
解析チームです。「圧倒的コスパ」を謳うカラーシャンプーですが、成分構成を深掘りすると気になるポイントがいくつか浮かび上がります。TikTokでの話題先行型商品として、成分面から冷静に評価していきます。
解析ドットコムの評価では、総合点2.45点(3227製品中1807位)と平均3.0点を0.55点下回る結果です。評価の言語化ルールに照らすと「要注意」の水準に位置します。
突出したギャップとして、スカルプケア力0.6点(平均比 -2.4点)と髪補修力1.3点(平均比 -1.7点)が際立ちます。カラーシャンプーの主機能である「染料吸着+ダメージケア」を成分面から両立させようとしている設計意図は読み取れますが、安全性スコア1.9点という数値が示すように、EWGスコア6以上の成分が4種類以上配合されている点は看過できません。一方で洗浄力は3.7点と「平均以上」で、汚れをしっかり落とす基礎性能は確保されています。
シルバー系カラーの再現に必要な青〜紫トーンを、5種の染料を組み合わせた混合処方で実現しています。塩基性染料(分子量が大きく表面吸着型)とHC染料(分子が小さく毛髪内部浸透型)を併用することで、色の浅い層から深い層まで複合的に着色する設計です。ただし注意すべき点として、塩基性赤76はEWGスコア7(CIR評価:Safe with Qualifications)、塩基性紫2はEU化粧品規則Annex IV収載でヘア製品限定使用に分類されています。またHC青2はIARC分類3(ヒト発がん性の証拠が不十分)に分類される染料であり、成分単体の安全性評価には留意が必要です。余談ですが、京都大学の加齢医学研究所によると、塩基性染料と酸化染料を比較した場合、塩基性染料は皮膚感作リスクが有意に低い傾向が示されており、刺激感という点では酸化型カラーより穏やかな選択肢といえます。
日本精化が特許を持つナタネ由来の熱応答型毛髪補修成分で、推奨配合量は0.1〜2%。ドライヤーやアイロンの熱をトリガーに、毛髪ケラチンのリシン残基と共有結合を形成してダメージホールを物理的に充填します。シャンプー後も結合が持続するため、ワンシャンプー型製品に配合する意義はあります。ただし、本処方ではγ-ドコサラクトンと相乗効果が確認されているシクロペンタシロキサン・セバシン酸エチルなどのキャリア成分が含まれておらず、効果の増幅が期待しにくい処方環境です。髪補修力スコア1.3点という評価は、この設計上の制約を反映していると考えられます。
両者ともEWGスコア6という点が安全性評価1.9点を引き下げる主因です。ラウレス硫酸Naはシャンプー市場での普及率が世界最高水準の主洗浄剤ですが、過剰な脱脂作用によるキューティクル損傷リスクを持ちます。さらにジステアリルジモニウムクロリドは日本の旧指定成分(過去に皮膚への悪影響が懸念され要注意指定)に分類されており、カチオン界面活性剤として頭皮への直接接触は避けるべき成分です。両成分はアニオン⇔カチオンで電気的に拮抗する関係にあり、処方内での打ち消し合いが一定程度発生している可能性があります。
カラー毛のキシミ対策として、分子量の異なる3種のタンパク質ペプチドを同時配合しています。加水分解ケラチン(EWG:規制なし)は毛髪と類似のアミノ酸組成でダメージ部位に親和的に吸着、加水分解シルク(EWG:2)はグリシン・セリン豊富で浸透型保湿、加水分解コラーゲン(EWG:2/推奨配合量0.1〜5%)は分子量500〜3000Daで角層への浸透性を持ちます。ポリクオタニウム-10(EWG:2)との相乗効果が成分データで確認されており、滑り感の底上げには寄与していると評価できます。ただし3種ともシャンプー洗浄系での残留量は限定的です。
本処方で実際に相乗効果が実現していると評価できる組み合わせです。グリセリン(EWG:1)の三価アルコール構造による高吸湿性と、BG(EWG:1)の防腐補助・溶剤機能が組み合わさることで、洗い流し後の水分保持を補完し合います。さらにプロパンジオール(EWG:2、植物発酵由来)も加わり、保湿力スコア2.9点は「やや物足りない」水準ながらも、洗い上がりの乾燥感を一定程度抑えることに貢献しています。
塩基性+HC染料の二層着色設計で、シルバー〜アッシュの色味補正が可能
スタイリング剤やシリコン残留物の除去力は同価格帯の標準以上
ドライヤー使用時の熱補修という付加機能を1,980円の価格帯に搭載
1mL当たり約3.96円は、カラーシャンプー市場の価格帯下位に位置する
EWGスコア6以上の成分が4種(ラウレス硫酸Na・ジステアリルジモニウムクロリド・イソプロパノール・EDTA-2Na)+EWG7の塩基性赤76を含む
頭皮刺激リスクのあるカチオン界面活性剤と強洗浄アニオン剤が共存。頭皮への使用は要注意
最適な効果発現に必要なシクロペンタシロキサン等のキャリアが未配合で、補修ポテンシャルを引き切れていない
ジステアリルジモニウムクロリド(旧指定成分)、塩基性紫2(EU Annex IV収載)は安全性配慮が求められる
成分間の拮抗に注意:ラウレス硫酸Na(アニオン)とベヘントリモニウムクロリド・ジステアリルジモニウムクロリド(カチオン)は電気的に中和し合う拮抗関係にあります。シャンプー処方内での共存は製品安定化のために設計上許容されていますが、双方の機能効率が低下する可能性があります。
「染色機能はある、でも安全性とケア力はコスパ相応に割り切りが必要な製品」
「黄ばみを抑えながら洗いたい」というカラーシャンプー本来の目的には一定応えられる構成です。ただし、ブリーチ毛のようにキューティクルが既に傷んでいる状態でEWGスコア6のラウレス硫酸Naを主洗浄剤に使用することは、損傷の加速リスクを考えると設計上の矛盾を感じさせます。「コスパ重視で染色維持だけできれば十分」という割り切りができるなら選択肢に入り得ますが、ケアと染色の両立を求めるなら成分設計の精度が高い競合品を比較検討する価値があります。
使用シーン別推奨度:
口コミ(LIPS)ではTikTok発信を起点とした好意的な声が目立ちますが、確認できた投稿の多くがPR(企業提供品)表記であり、成分データが示す安全性課題への言及は見られない点に注意が必要です。
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