解析結果

NEQI ネキ リペアリヴィール シャンプー 90ml

カテゴリ:シャンプー

NEQI ネキ リペアリヴィール シャンプー 90ml
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総合ランク

2302個中 1811

総合点

2.68
2.68

1mlあたり

17.8
コスパ
2.5
NEQI ネキ リペアリヴィール シャンプー 90ml解析チャート

SCORE解析スコア一覧

成分数

32

植物エキスの数

4

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

洗浄剤の品質

0

洗浄力

0

髪補修力

0

育毛力

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

0

注意が必要な素材

0
広告を含みます。

商品説明

フィトケラチン・ペプチド・植物エキス配合のサルフェートフリー補修シャンプー。ダメージ毛・カラー毛を優しく洗浄しながら髪の構造を強化。ヘアブレイクを軽減し、コーミング性とツヤを向上。シリコン・硫酸系成分不使用で髪を乾燥させることなくサロン品質…
広告を含みます。

ANALYZEDNEQI ネキ リペアリヴィール シャンプー 90mlの解説

「補修シャンプー」なのに補修力が最低評価な理由

解析チームです。「ダメージ補修」を掲げるNEQI リペアリヴィール シャンプーを全成分・スタッツデータから徹底解析します。UVフィルター複合配合というシャンプーでは珍しい設計がある一方、防腐剤まわりに見逃せないポイントが浮上しました。

概要・スタッツ分析

NEQI / リペアリヴィール シャンプー 90ml

総合スコア 2.68点
業界平均3.0より▼0.32 / 3217製品中1811位

安全性 / 使用感 / 洗浄剤品質
3.7+0.7
保湿力
3.5+0.5
髪補修力
1.3-1.7
配合成分レベル
2.2-0.8
全スコア一覧(平均3.0 = 基準線)
安全性
3.7
使用感
3.7
洗浄剤の品質
3.7
保湿力
3.5
洗浄力
3.4
エイジングケア
2.5
コスパ
2.47
配合成分レベル
2.2
スカルプケア力
2.0
育毛効果
1.7
髪補修力
1.3

総合点2.68点は「やや物足りない」水準で、全3,217製品中1,811位という位置づけです。特筆すべきはスコアの二極化にあります。安全性・使用感・洗浄剤品質は3.7点(平均+0.7)と平均以上を確保しながら、髪補修力は1.3点(平均-1.7)と全評価項目の中で最も大幅な下振れを示しています。「傷んだ髪を内側から補修」というメーカー訴求と、補修力スコアの数値には明確な乖離があります。洗浄剤品質が平均以上である点は評価できるものの、成分全体の配合レベル2.2点が製品コンセプトの弱点を示しています。

32 配合成分数
1.3 髪補修力(平均-1.7)
3.7 使用感(平均+0.7)
2 UV吸収剤を
同時配合
EWG7 防腐剤2種が
ハイスコア

注目成分

メチルクロロイソチアゾリノン(MCI)+メチルイソチアゾリノン(MIT) EWG 7 EU Annex III 旧指定成分

本処方で最も注意が必要な組み合わせです。MCI/MITはイソチアゾリノン系防腐剤として通常3:1の混合液で使用されますが、このシャンプーではMCI・MIT両方が個別成分として全成分表示の末尾近くに明記されています。作用機序はチオール基を持つ酵素への共有結合的不活性化で、幅広い菌・カビに対して強力な防腐効果を発揮します。問題は皮膚感作性の高さです。欧州委員会消費者安全科学委員会(SCCS)の2016年評価レポートでは、MITについて「洗い流し製品でも0.0015%(15ppm)以上では皮膚感作を引き起こす可能性がある」と指摘しています。EWGスコアは両成分とも7(最大値の上位)。日本では洗い流し製品0.01%以下での使用は認められていますが、EUでのリーブオン製品は事実上禁止、洗い流し製品も15ppm以下に制限されている事実は押さえておくべきです。ダメージ毛・カラー毛向けを謳う製品において、繰り返し使用による感作蓄積リスクは軽視できません。なお、MCIとMITは相乗的な防腐効果を発揮する一方、成分注意情報にある通りシステインやグルタチオンなどチオール基含有成分とは反応・失活の可能性があります。

ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル(UVA)+メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(UVB) EWG 3 EU Annex III

シャンプーへのUVフィルター複合配合は国内市場では稀なアプローチです。ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル(DHHB)は油溶性UVA吸収剤、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(オクチルメトキシシンナメート)はUVBカバーを担います。DHHBは光安定性が高く分解しにくいため、洗浄・すすぎのプロセスが入るシャンプー処方でも安定した保護効果を維持できます。ただし、どちらも推奨配合量1〜10%に対し全成分表示上では中盤以降に位置しており、実質的な配合濃度は低めと推定されます。UV保護を期待して選ぶ場合は、別途ヘアオイルやスプレータイプのUV保護剤との併用が合理的です。余談ですが、国際化粧品技術者会連盟(IFSCC)の発表によると、毛髪のUVダメージはメラニン脱色・タンパク質酸化の主因であり、特にブリーチ毛ではその影響が最大2倍近く加速するとされています。

アミノ酸複合体(コムギアミノ酸・ダイズアミノ酸・カラスムギペプチド・トレオニン・セリン・アルギニンHCl) EWG 1(一部)

複数のアミノ酸・ペプチド成分を処方に散りばめた設計です。トレオニン・セリンはNMF(天然保湿因子)の主要構成成分で、毛髪ケラチンを構成するアミノ酸としての親和性も高く、保湿力3.5点(平均+0.5)を下支えしていると考えられます。セリンはケラチンタンパク質の約7%を占める毛髪親和性成分で、グリセリン(EWG1)との相乗保湿効果が確認されています。アルギニンHClはNMF成分として機能しながら、ヘアケア製品においてはコラーゲン構成を促進する方向での研究も複数報告されています。ただし、これらの成分は全成分表示の後半から末尾に集中して配列されており、配合量は微量と推定されます。「フィトケラチン配合」とメーカーが訴求するコムギアミノ酸・ダイズアミノ酸・カラスムギペプチドも同様で、補修への寄与が数値として1.3点にとどまる一因となっている可能性があります。

グリセリン EWG 1

三価アルコール構造による吸湿・保水性を持つ、50年以上の使用実績を誇る基幹保湿成分です。全成分表示では中盤に位置しており、一定量の配合が見込まれます。カプリリルグリコール(EWG1)との組み合わせで、グリセリンが保湿機能を、カプリリルグリコールが細菌・真菌の細胞膜破壊による製品安定化を担う保湿×防腐補助の相乗設計が読み取れます。ただし、注意情報にある通りグリセリンは強酸性成分や高濃度アルコールと共存すると安定性が低下する場合があります。

スルホコハク酸ラウレス2Na(第一洗浄剤) EWG 2

「サルフェートフリー」処方を前面に出すNEQIですが、第一洗浄剤に採用されたスルホコハク酸ラウレス2Naはアニオン系界面活性剤です。硫酸系(ラウレス硫酸Na)ほどの皮膚刺激はなく、アミノ酸系より洗浄力に優れる中間的な位置づけですが、脱脂力はやや強めと評価されており、ダメージ毛・カラー毛には本来不向きな面があります。コカミドプロピルヒドロキシスルタインやコカミドプロピルベタイン(植物由来の両性界面活性剤)を補佐に配置することで刺激を緩和する処方設計ですが、洗浄剤の品質3.7点(平均以上)という評価はこのバランスを反映したものと解釈できます。成分注意情報として、スルホコハク酸ラウレス2Naはカチオン界面活性剤・陽イオンポリマーと混合すると失活・析出リスクがある点も処方設計上の考慮事項です。

メリット・デメリット

メリット
  • 洗浄剤品質3.7点・使用感3.7点:スルホコハク酸系+両性界面活性剤の組み合わせで、泡立ち・すすぎ感はスペック以上の仕上がりが期待できる。
  • UVA+UVBの二重UV保護設計:シャンプーにUV吸収剤を複合配合する処方はカラー・ブリーチ毛の色落ち抑制の観点でユニークなアプローチ。
  • 保湿力3.5点:グリセリン・セリン・トレオニンによるNMF系保湿成分の複合配合で、洗い上がりのパサつき感を一定程度抑制。
  • 90mlの少量サイズ展開:約1,600円でトライアルが可能なため、肌合いや使用感を試すハードルが低い。
デメリット・注意点
  • 髪補修力1.3点は要注意水準:「傷んだ髪を内側から補修」という訴求と数値の乖離は大きく、補修成分の配合量が訴求を裏付けるレベルには達していないと考えられる。
  • MCI/MIT両配合(EWG7×2):洗い流し製品の上限内(0.01%以下)ではあるが、ダメージ毛・カラー毛向けを謳う製品での繰り返し使用においては感作リスクを念頭に置く必要がある。特に過去にイソチアゾリノン系でトラブルがある場合は要確認。
  • PGは旧指定成分:石油由来の二価アルコールで、高濃度では刺激リスクが上昇する可能性があり、敏感肌向け処方での採用は近年減少傾向にある。
  • コスパ2.47点:90mlで約1,600円(330ml換算で約5,870円相当)は、補修力・配合成分レベルを考慮すると割高感がある。

処方上の注意点:MCI/MITはチオール基含有成分(システイン・グルタチオン)と反応し失活する可能性があります。また、スルホコハク酸ラウレス2Naとグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド(カチオンポリマー)は高濃度時に相互拮抗する成分同士であり、処方バランスの精度が問われる組み合わせです。

まとめ

一言で言うと

「使用感は〇、補修力は数値が語る」

洗うプロセスの体験品質は高いが、補修シャンプーとしての成分密度は訴求に届いていない。

NEQI リペアリヴィールシャンプーは、洗浄剤の設計品質と使用感に強みを持つ一方、メインコンセプトである「補修力」の数値が業界平均を大幅に下回るという構造的な課題を抱えています。UVA+UVBの二重UV保護設計はダメージケアの文脈で独自性のある試みですが、補修を主目的に選ぶ場合は期待値のコントロールが重要です。口コミは収集段階(国内0件)のため実使用トレンドとの照合は現時点では困難ですが、欧州市場(Makeup.ua・ドイツ公式)での評価傾向は「使い心地の良さ」への言及が中心とみられ、使用感3.7点という数値との整合性は高いと考えられます。

余談ですが、欧州消費者安全科学委員会(SCCS)の報告によると、MCI/MITへの感作はヨーロッパ皮膚科学会の調査対象患者の約3〜5%に確認されており、「パラベンフリー」の代替として急速に普及した2010年代以降に接触性皮膚炎の報告が増加した経緯があります。防腐剤選択は製品コンセプトとリスクトレードオフの両面から評価することが重要です。

使用シーン別推奨度:

  • 洗い心地重視のデイリー使い:使用感3.7点・洗浄剤品質3.7点は平均以上の体験が見込める。
  • ヘアカラー・ブリーチ後のダメージ補修メイン:補修力1.3点は要注意水準。補修目的ならより補修成分密度が高い製品を選ぶ方が合理的。
  • UV保護を日常的に取り入れたい場合:UVA+UVBの二重設計は独自性があるが、シャンプーという洗い流し工程を踏まえ過度な期待は禁物。
  • イソチアゾリノン系成分に反応歴がある方:MCI・MIT両配合(EWG7×2)の事実から、この製品は避けることを推奨。
  • トライアル・お試し目的(90ml):少量サイズで使用感確認には適しているが、コスパ2.47点は割高。
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