Ingredient Analysis

グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド

カチオン界面活性剤 50件の商品に配合 ID: 838
カチオン界面活性剤 コンディショニング・帯電防止を担う陽イオン性界面活性剤
+20

安全性
+10

素材の品質
+20

使用感
基本情報
成分名グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド
慣用名・別名塩化O-[2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ)プロピル]グアーガム
INCI名Guar Hydroxypropyltrimonium Chloride
由来半合成
推奨配合濃度0.3〜1.5%
適正pH域3.5〜7.0
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載
カテゴリ カチオン界面活性剤
グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドの分子構造
分子構造・化学式イメージ
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 +20
肌・頭皮への安全性
補修力 +10
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -10
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +30
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +20
環境負荷・生分解性の評価

概要

グアーガム(マメ科グアーの胚乳由来多糖類)を塩化グリシジルトリメチルアンモニウムでカチオン化した半合成4級アンモニウム塩型カチオン性ポリマー。毛髪表面の負電荷に静電的に吸着し被膜を形成することで帯電防止・指通り改善・柔軟化に寄与。コアセルベート形成によりシャンプー中でも働けるリンスインシャンプーへの応用も可能。ただし一般的カチオンポリマーと比較しコンディショニング効果は限定的で、蓄積によるビルドアップのリスクも存在。

グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドの解析

グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドは、インド・パキスタン原産のマメ科植物グアーの実の胚乳から抽出した天然多糖類「グアーガム」に、塩化グリシジルトリメチルアンモニウムを化学的に付加させた半合成カチオン性ポリマーである。食品添加物として広く利用されるグアーガムを出発原料としているため、原料由来の安全性は比較的高いが、カチオン化という化学修飾を経た半合成品であることは留意が必要だ。

作用機序の核心は静電的吸着にある。毛髪や肌の表面は通常マイナスに帯電しており、プラス電荷を持つカチオン性ポリマーが引き寄せられて被膜を形成する。この被膜が摩擦を低減し、静電気の発生を抑制、くし通りや指通りを改善する。また、シャンプーと組み合わせた際にはコアセルベート(界面活性剤とポリマーが複合体を形成した微粒子)を生成し、すすぎの段階で毛髪上に選択的に堆積するという巧みな機構を持つ。これがリンスインシャンプーに配合できる理由でもある。

類似成分と比較すると、ポリクオタニウム-10(カチオン化セルロース)やポリクオタニウム-7と同じカチオン性ポリマーの仲間だが、グアーガムベースゆえに親水性・増粘性も兼ね備えているのが特徴。一方、シリコーン系コンディショニング剤(ジメチコンなど)と比べるとツヤや滑り感の即効性・持続性は劣り、効果は穏やかである。

安全性については各種評価機関の見解がやや分かれており、一部サイトでは「刺激性あり」と評価する場合もあるが、国際的なコスメティクス規制では一般的に使用が認められており、多くのシャンプー・コンディショナーに広く配合されている。蓄積(ビルドアップ)による髪の重さ・べたつきが生じるケースもあるため、使用頻度や濃度の管理が重要。環境面では植物由来の原料を使用しているため生分解性は一定程度確保されているが、カチオン性ポリマーは水生生物への影響が指摘されることもある。

相性の良い成分

シリコーン セラミド パンテノール

相性の悪い成分・混合注意

アニオンポリマー 強酸化剤

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