解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
O.F.Aブランド名
by : OUR V7容量
250ml参考価格
2290円1mlあたり
9.2円JANコード
8809700490591KaisekiID
8278全成分
多い。多すぎる。あまりにも種類が多すぎる成分表から、何を読み取るべきでしょうか。
数が多いことはより良い結果につながるでしょうか。
1つ確実なのは、種類が多ければ多いほど、1つ1つの濃度は低くなる=効果が薄まっていくということ。
であるならば、良いヘアパックになるには良い成分で埋め尽くされていることが条件といえます。
このトリートメントは驚くべき数の成分でできていますが、もっと驚くべきはほとんどが役に立っていないということです。
その理由は、まずベースにはしっかり4級カチオン界面活性剤が二つ含まれるのに、スカルプケア成分ばっかりが含まれていること。
カチオン界面活性剤によって、頭皮にはすさまじいタンパク変性作用が起こります(頭皮に塗ればの話です)。
それがもたらすのは、脱毛剤さながらにハゲる、または肌荒れを起こしてしまうこと。
いくら頭皮に良さそうな植物由来エキスが何十個も含まれていても、ベースの有害性だけで全てが宝の持ち腐れ。髪に塗っても何のメリットもない成分ばかりなのです。
一方で、肝心のヘアケアに役立つ成分というのは、驚くほど少ない。
基本的にはベース部分のカチオン界面活性剤などや、アミノ酸、わずかなヒアルロン酸のみ。これでは、一般的なコンディショナーとさほど変わらないでしょう。
これだけの数の成分が含まれていても、シンプルなトリートメントより能力が低い。もうこの時点でおすすめする理由がありません。
ヘアパックに植物エキスが数え切れないほど含まれていても、役に立たない。
頭皮につけられる程度の安全性がなければ、役に立たない。
そんな当たり前の前提を越えられていない、駄作というよりほかないヘアパック。いや、ヘアパックすらしていない。
ただのコンディショナー。これなら、そこらへんでTSUBAKIでも買ってきたほうがはるかに結果が良い。
何のための植物エキスか。実際に使い物になる素材なのか。それが大事であって、このような設計は本当に不親切であると思います。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。