Ingredient Analysis

EDTA-2Na

成分 50件の商品に配合 ID: 845
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
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安全性
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素材の品質
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使用感
基本情報
成分名EDTA-2Na
医薬部外品名エデト酸二ナトリウム
慣用名・別名EDTA-2Na、エデト酸塩
INCI名Disodium EDTA
化学式C10H14N2Na2O8
分子量372.12 Da
由来合成
推奨配合濃度0.01〜0.1%
適正pH域3.5〜7.0
EWGスコア6/10
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載
カテゴリ 成分
EDTA-2Naの分子構造
分子構造・化学式イメージ
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +0
成分の素材品質・配合価値
安全性 +0
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 -20
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +0
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +0
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -40
環境負荷・生分解性の評価

概要

エチレンジアミン四酢酸(EDTA)の二ナトリウム塩。強力なキレート(金属封鎖)作用により、製品中のカルシウム・マグネシウム・鉄などの金属イオンを不活性化し、変色・変臭・品質劣化を防ぐ安定化剤。防腐効果の増強にも寄与。一方、皮膚のミネラルイオンを奪う可能性があり、敏感肌では皮膚刺激・アレルギー反応のリスクが報告されている。生分解性が低く環境残留性が高い点が課題。

EDTA-2Naの解析

EDTA-2Na(エデト酸二ナトリウム)は、化粧品・ヘアケア製品において最も広く使われるキレート剤の一つ。エチレンジアミン四酢酸(EDTA)のナトリウム塩であり、溶液中のカルシウム・マグネシウム・鉄・銅などの多価金属イオンを強力に捕捉・不活性化する。これにより製品の変色・変臭・沈殿・酸化促進を防ぎ、品質と保存安定性を著しく向上させる縁の下の力持ち的存在だ。

シャンプーへの配合では、硬水中のミネラルイオンをキレートすることで泡立ちの低下を防ぎ、洗浄力を安定化させる効果も持つ。温泉地などでシャンプーが泡立ちにくいのはCa²⁺・Mg²⁺が界面活性剤と反応するためだが、EDTA-2Naはこの現象を抑制する。また、防腐剤(パラベン類など)の効果を増強するアジュバント作用も知られており、実質的な防腐補助成分としても機能する。

安全性については、旧指定成分(エデト酸)とは異なり刺激性は比較的低いとされ、EWGスコアも3と中程度。しかし、皮膚表面のカルシウムイオンなどを奪うことでバリア機能を乱す可能性があり、アトピー性皮膚炎や敏感肌の人では皮膚炎・発疹のリスクが指摘されている。医薬部外品での配合上限(シャンプー3.0%、育毛剤1.0%)が設定されているのもこのためだ。

最大の懸念は環境残留性。EDTA-2Naは微生物による生分解をほとんど受けないため、廃水処理で除去されにくく水環境に蓄積する。重金属を再動員する可能性も指摘されており、欧州では環境規制の対象として議論が続いている。代替キレート剤としてフィチン酸・グルコン酸・クエン酸などの生分解性成分への置き換えが進みつつある点も注目に値する。

相性の良い成分

防腐成分 抗酸化剤

相性の悪い成分・混合注意

多価金属塩 アルカリ剤

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50件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)