解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
(株) ハウスオブローゼブランド名
バオバリッチ容量
200ml参考価格
2420円1mlあたり
12.1円JANコード
4977673139008ASIN
B0BWSZ9JCF発売日
20230227KaisekiID
9016全成分
このトリートメントは、バオバブ種子油をメインに使用したダメージヘア用の製品です。価格はそれほど安くありませんが、内容的には十分な質を持っているでしょうか。
まず、メインの成分であるバオバブ種子油には、健康的な髪を育てるために重要な成分であるオメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸が豊富に含まれています。この成分は頭皮の健康を保ち、髪を健康的で美しく保つのに役立ちます。また、メドウフォーム-δ-ラクトン、セラミド、(ビスイソブチルPEG-14/アモジメチコン)コポリマーなどの有力な成分が配合されています。
全体的にどの程度の品質を持っているのでしょうか。詳しく検証していきましょう。
バオバブ種子油にはエモリエント効果がありますが、さらにメドウフォーム-δ-ラクトンは加熱により毛髪ケラチンのアミド結合を形成し、疎水性相互作用により髪に強力に吸着するため、毛髪の疎水性を強化する効果があります。また、セラミドは髪を補修し、健康な髪に近づける効果があります。
(ビスイソブチルPEG-14/アモジメチコン)コポリマーは、ポリエーテルとアミノ変性シリコーンのブロック共重合体であり、潤滑性とエモリエントな感触を持つアミノ誘導体シリコーンです。
このトリートメントの目的は、エモリエント感を重視することです。ダメージ補修効果もあるものの、シットリエモリエントタッチを重視する傾向があるようです。長期的に使用することで、髪を徐々に強化するメリットも享受できると思われます。
この製品のメリットとしては、まず一番に保湿効果が挙げられます。また、セラミドやメドウフォーム-δ-ラクトンが髪に補強効果をもたらすため、長期的に使用することで髪に良い影響を与えることが期待されます。バオバリッチ ダメージケア トリートメントは普段使いに適しており、長期間使用することが推奨されます。
4カチ(4級界面活性剤)を使用しているため、頭皮には塗らない方が良いです。タンパク変性作用が起こる可能性があります。これは多くのトリートメントに共通しています。
また、即効性はあまり感じられないかもしれません。特に、リペア効果に関しては言えます。また、強靭なコーティングをするわけでもないため、この点でも即効性を感じられない要因となるかもしれません。ただし、長期的な観点から見ると、良質なヘアコンディショニング効果を実現できる可能性があり、期待が持てます。
バオバリッチ ダメージケア トリートメントは、比較的地味な成分を含んでいますが、確実に髪にメリットを与える印象があります。セラミドやメドウフォーム-δ-ラクトンのような成分が含まれ、次第に積み上げていくことで髪を強化する効果があります。また、生命の樹のオイルといわれるバオバブ種子油には、多くの栄養素が含まれているため、髪にとっても嬉しいポイントです。値段に見合う価値がある製品であり、品質も高いため、案外おすすめできる製品だと思います。以上がバオバリッチ ダメージケア トリートメントの解析でした。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。