Ingredient Analysis

水添レシチン

成分 50件の商品に配合 ID: 863
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+10

安全性
+10

素材の品質
+10

使用感
基本情報
成分名水添レシチン
慣用名・別名水素添加レシチン
INCI名Hydrogenated Lecithin
由来植物性,動物性
推奨配合濃度0.5〜3%
適正pH域3.0〜8.0
EWGスコア2/10
コメドジェニック度2/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 +10
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +0
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +20
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +10
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -10
環境負荷・生分解性の評価

概要

大豆または卵黄由来のリン脂質(レシチン)に水素を添加して安定化させた両性界面活性剤。水素添加により酸化安定性が向上し、臭いの問題も解消。リポソーム形成能により経皮吸収促進作用を発揮し、有効成分を皮膚深部へ届ける。乳化・分散作用のほか、細胞膜類似構造による高い保湿・スキンコンディショニング効果も持つ。安全性は高いが、大豆・卵アレルギー者は注意が必要。

水添レシチンの解析

水添レシチンは、大豆や卵黄に豊富に含まれるリン脂質「レシチン」に水素を添加(水添)した半合成型の両性界面活性剤である。天然レシチンは不飽和脂肪酸を多く含むため酸化しやすく、特有の臭いも問題となっていたが、水添処理によって不飽和結合が飽和化され、酸化安定性・臭いの両問題が大幅に改善されている。

この成分の最大の特徴はリポソーム形成能にある。水添レシチンは水中で自己組織化し、細胞膜に類似した脂質二重膜構造(リポソーム)を形成する。このリポソームが有効成分を内包・保護しながら皮膚の角質層を通過することで、単独では浸透しにくい成分の経皮吸収を大幅に促進する。美容液やトリートメント製品で「浸透型」を謳う製品に多く配合される理由はここにある。

また、細胞膜の主要構成成分であるホスファチジルコリンを含む点も見逃せない。皮膚のバリア構造に親和性が高く、保水力の向上・スキンバリアの補完的サポートが期待できる。シャンプーやコンディショナーへの配合では、洗浄成分の刺激緩和・ヘアコンディショニング効果をも担う。

安全性は概ね高く、30年以上の使用実績があり刺激性・感作性の報告もほとんどない。ただし大豆アレルギー・卵アレルギーを持つ使用者は注意が必要で、これはEWGスコアも低く抑えられている理由のひとつでもある。類似成分のレシチン(未水添)と比べると安定性・臭い面で優れるが、一部の天然由来不飽和脂肪酸が持つ独自の機能性は水添によって低減される側面もある。環境面では植物由来・生分解性に優れる点が評価されるが、水素添加という製造工程が加わるため完全なナチュラル成分とは言えない。

相性の良い成分

グリセリン ヒアルロン酸 セラミド

相性の悪い成分・混合注意

強酸化剤

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50件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)