総合点
2.5総合ランク
2496個中 487位成分数
57植物エキスの数
3コスパ
0安全性
0素材の品質
0髪補修力
0育毛力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
1注意が必要な素材
0メーカー
株式会社グランジェブランド名
JOIE CELU容量
480ml参考価格
1540円1mlあたり
3.2円JANコード
4580241680323KaisekiID
8389全成分
エイジングケアで注目されている成分の1つ、ヒト脂肪細胞順化培養液。この必殺技を持つヘアトリートメントです。
値の張る美容成分を含むわりに、商品価格は安めですね。そのあたりのカラクリを調べてみましょう。
ヒト脂肪細胞順化培養液の他にも、セラミド、シアバター、アルガンオイル、ダイズエキス、コラーゲン類、リピジュアなど数多くの美容成分が含まれます。ビタミンC誘導体も含まれますね。
シンプルに考えて、美容成分がたくさん含まれるトリートメントなのだから頭皮にも髪にも良いと思うのが普通でしょう。
ところが、ベースの成分を見てください。ベヘントリモニウムクロリドですね。
4級カチオン界面活性剤です。トリートメントではベースに含まれていて当たり前の成分です。このカチオン界面活性剤、髪には補修効果をもたらすものの、頭皮には脱毛剤のように働くデメリットがあります。
そもそもカチオン界面活性剤は皮膚につけないようにする、という約束事がありますので、基本、トリートメントは髪の毛先を中心に塗っていくものなんですね。
そうなると、前述した美容成分の数々も同様に髪にしか塗れないことになります。
それでは、せっかくのヒト脂肪細胞順化培養液のようなエイジングケア成分も、死んだ細胞がうろこ状に重なったものである髪につけたとして、何もメリットを生まないのです。
ヒト脂肪細胞順化培養液は、EGFのようなエイジングケア成分を超える美容効果をもたらすと言われています。しかし、髪に塗ってもダメ。
頭皮に塗りたいところですが、頭皮に塗ったらカチオン界面活性剤の罠にハマるでしょう。
セラミドやクオタニウム-33、PPG−3カプリリルエーテルがある程度のツヤやなめらかさをもたらすとしても、デメリットがいささか大きすぎる印象のトリートメント剤なのであります。
使用感は悪くありませんが、おすすめは積極的にはしません。ヒト脂肪細胞順化培養液がもったいない・・という思いにさせられながら使うのは少し嫌な感じがしますからね。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。