Ingredient Analysis

カプリリルグリコール

成分 50件の商品に配合 ID: 805
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+10

安全性
+15

素材の品質
+22

使用感
基本情報
成分名カプリリルグリコール
慣用名・別名1,2-オクタンジオール
INCI名Caprylyl Glycol
化学式C8H18O2
分子量146.23 Da
由来合成
推奨配合濃度0.2〜1.0%
適正pH域4.0〜7.0
EWGスコア1/10
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 規制なし
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +15
成分の素材品質・配合価値
安全性 +10
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +5
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +18
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +22
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +5
環境負荷・生分解性の評価

概要

カプリリルグリコール(1,2-オクタンジオール)は、炭素数8の直鎖アルカンジオール。細菌・真菌の細胞膜を破壊する抗菌機序を持ち、防腐剤フリー処方における製品安定化に貢献する。同時にエモリエント・保湿効果も有し、さっぱりとした使用感が特徴。パラベン代替成分として広く採用される一方、高濃度では皮膚刺激の可能性あり。

カプリリルグリコールの解析

カプリリルグリコールは「1,2-オクタンジオール」とも呼ばれる炭素数8の多価アルコール(アルカンジオール)。化粧品業界では防腐補助剤・保湿剤・エモリエント剤として広く活用されており、その最大の特徴は「防腐性能と保湿性能の両立」にある。

抗菌メカニズムは、グラム陽性菌・グラム陰性菌・一部の真菌に対して細胞膜の脂質二重層を乱すことで静菌作用を発揮する。これにより、従来型防腐剤(パラベン・フェノキシエタノールなど)を配合せずとも製品の安定性を維持できる。「防腐剤フリー」「ノンパラベン」を謳う製品で本成分が採用されるのはこのためである。

保湿面では皮膚表面の水分保持(エモリエント効果)に寄与し、グリセリンなどの他保湿剤と比較してさっぱりとした軽い使用感が特徴。ベタつきを嫌うオイリースキン向け処方や夏季スキンケア製品で重宝される。ヘアケア製品においてはコンディショニング補助としても機能する。

安全性については通常配合濃度(0.2〜1%程度)では問題が少なく、EWGスコアも低い部類に属する。ただし高濃度での使用や敏感肌では皮膚刺激を引き起こす可能性があり、エタノールなど他の刺激成分との組み合わせには注意が必要。

類似成分との比較では、同じアルカンジオール系のペンチレングリコール(1,2-ペンタンジオール)と抗菌スペクトルや使用感が近似するが、カプリリルグリコールのほうが炭素鎖が長いため脂溶性がやや高く、エモリエント性に優れる傾向がある。一方でペンチレングリコールのほうが水溶性が高く、水系処方との相性が良い。エチルヘキシルグリセリンとの組み合わせは防腐効力の相乗効果が知られており、低濃度でより高い保存効果を発揮する代表的なシナジー処方として業界標準となっている。

相性の良い成分

エチルヘキシルグリセリン ペンチレングリコール フェノキシエタノール グリセリン

相性の悪い成分・混合注意

高濃度エタノール 強アニオン界面活性剤

カプリリルグリコールを含む商品ランキング

50件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)