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第一印象は「これでクレンジングできるの?」という感じです。
ほとんど化粧水のような処方で、がんばって馴染ませればメイクを落とせなくはないものの、あまりに効率が悪そうな気がします。この内容から推察できるのは、エイジングケア効果を軸として考えていて、クレンジング効果はそのおまけのようなものであるということ。そもそもメイクをあまり強めにしない、という方や、肌が敏感であるという場合にニーズがありそうですね。
抗酸化作用が非常に強いフラーレン、ヒアルロン酸アスコルビルプロピル。プラセンタのような効果を持つヒト幹細胞順化培養液エキス。皮膚コラーゲンの増強に役立つカプリロイルジペプチド-17。これらの良質な成分が軸となっていて、グリチルリチン酸2Kやアラントインのような抗炎症成分などおなじみの整肌作用もしっかり配合。クレンジングオイル的な要素としてはオリーブ油やトリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセルが存在しますが、いずれも配合量が低いですね。
フラーレン
アロエベラ
甘草根
メイクを落とすという意図が使うにはかなり扱いづらそうな気がしますが、美容効果だけを見ると悪くありません。
さて、8000円オーバーの値段を支払ってまで、手に入れるべき製品でしょうか?
その答えは難しいです。限られた範囲の方にとっては有益となる可能性があるのは確かですが、クレンジングとして素直に評価すると困惑してしまう商品です。あえて表現するとすれば、「微妙」。