総合点

総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
香り
サイズ (cm)
メーカー
アンファー株式会社ブランド
DISM(ディズム)容量
50ml参考価格
2750円1ml単価
55円JAN
4580688634682ASIN
B0DFM54ZL9発売日
20220926ID
11080全成分
解析チームです。スカルプDでおなじみのアンファー株式会社から登場した男性向けスキンケアライン「DISM(ディズム)」——岩田剛典さんをアンバサダーに据え、"毛穴ケア"に特化した炭酸泡タイプの美容液マスクとは一体どんな設計思想なのか?50mlで2,750円という価格帯は果たして妥当なのか?成分表を読み解きながら、その真価に迫ります。
解析ドットコムでの総合ランキングは324製品中20位、総合点4.24点(5点満点)という好成績。特筆すべきは安全性スコア4.9点という数値で、これは全体の上位3%に入る水準です。洗浄剤の品質も4.6点と高く、「炭酸洗顔」というジャンルにありがちな"刺激の強さ"を巧みに回避した設計といえます。
一方で、コスパは3.43点と平均的。50mlという容量を考えると1回あたりのコストは決して安くありません。ただし、6つの無添加設計(エタノール・パラベン・メントール・鉱物油・合成着色料・合成香料フリー)を実現しながらこの品質を維持している点は評価に値します。「洗顔の炭酸版」というより、むしろ「肌に優しい泡状美容液」という表現が実態に近いでしょう。
メーカーが前面に押し出しているのがこの成分。東京工科大学の研究(2019年)によると、グリシルグリシンは毛穴周囲の角化異常を正常化し、毛穴の目立ちを改善する作用が確認されています。6%という配合濃度は、一般的な化粧品の1〜3%と比較してかなり高め。イオンバランスを整えることで、皮脂腺の過剰な活動を穏やかに抑制する仕組みです。
正式名称は「(メタクリル酸グリセリルアミドエチル/メタクリル酸ステアリル)コポリマー」。日油株式会社が開発したこの成分は、セラミドの構造を模倣しつつカチオン化されているのがポイント。肌表面に柔軟性のある被膜を形成し、ハリ・弾力を物理的にサポートします。
炭酸泡の正体がこれ。血行促進によるくすみ・クマの改善、収れん作用による皮脂分泌の抑制が期待できます。花王の研究(2018年)では、炭酸ガスが皮膚の血流量を約20%増加させることが報告されています。毛穴より小さいマイクロバブルとして配合することで、物理的に汚れを浮かせる効果も。
アミノ酸系のカチオン界面活性剤。通常のカチオン界面活性剤と異なり、抗菌作用を持ちながら肌への刺激が極めて低いという特性があります。洗い上がりの滑らかさに貢献しつつ、ニキビの原因菌に対する抑制効果も期待できる、一石二鳥の設計です。
抗炎症成分を水溶性と油溶性の2種類で配合。これにより、肌表面から角質層まで広範囲にわたって炎症を鎮める設計になっています。敏感肌やニキビ肌の方にとっては心強い配慮です。
この製品を一言で表すなら、「炭酸界の優等生」。派手なパフォーマンスより、堅実な肌思いを選んだ設計思想が随所に見えます。
総合20位/324製品という順位が示す通り、確かに優秀な製品です。ただし、「炭酸洗顔」という言葉から連想するようなスッキリ爽快感を求めると肩透かしを食らうかもしれません。これは「洗顔」というより「泡で包む美容液」。その位置付けを理解した上で使えば、満足度は高いはずです。
安全性スコア4.9点は、敏感肌や肌荒れしやすい方にとって大きな安心材料。グリシルグリシン6%配合による毛穴ケア効果も、継続使用で実感しやすいポイントでしょう。
結論:「炭酸」の名を借りた、実は超マイルドな毛穴美容液。
刺激を恐れて炭酸を避けていた人にこそ、試す価値あり。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。