Ingredient Analysis

PVP

成分 50件の商品に配合 ID: 541
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+20

安全性
+10

素材の品質
+10

使用感
基本情報
成分名PVP
医薬部外品名ポリビニルピロリドン
慣用名・別名ポビドン, ポリビニルピロリドン
INCI名PVP
化学式(C6H9NO)n
由来合成
推奨配合濃度1〜10%
適正pH域3〜8
EWGスコア3/10
コメドジェニック度0/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 +20
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +0
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +15
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +10
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -10
環境負荷・生分解性の評価

概要

ポリビニルピロリドン(PVP)。N-ビニル-2-ピロリドンの合成重合体で水溶性ノニオン性高分子。皮膜形成・増粘・乳化安定・泡質改善を担うが、吸湿性が高いため湿潤環境下でハリ・コシが失われやすく持続性に難がある。安全性は高く医薬品・食品にも使用実績あり。ただし原料モノマーのN-ビニル-2-ピロリドンには毒性・発がん性への懸念がある点は留意が必要。

PVPの解析

PVP(ポリビニルピロリドン)は、N-ビニル-2-ピロリドンを重合して得られる水溶性合成高分子で、化粧品・医薬品・食品・接着剤まで幅広い分野に利用される極めて汎用性の高い素材。化学式は(C₆H₉NO)nで表され、分子量は製品グレードによって数千〜数百万Daと幅広い。

ヘアケア・スタイリング製品においては皮膜形成剤として機能し、毛髪表面に光沢ある硬い被膜を形成してハリ・コシを付与する。ヘアスプレーやセット剤に昔から配合されているのはこのセット力によるもの。ただし吸湿性が非常に高いため、湿度の高い環境や汗・水分にさらされると皮膜が軟化・崩壊しやすく、持続性はポリクオタニウム類や疎水性ポリマーと比べると見劣りする。

増粘・乳化安定作用もあり、配合処方の安定性向上にも貢献する。また気泡膜を強化する性質があるため、シャンプーや洗顔料の泡持ち改善目的で用いられることもある。フラーレンのような難水溶性成分を水中に均一分散させる「ラジカルスポンジ」処方への活用は、他の高分子にはない興味深い用途といえる。

安全性については皮膚刺激性・アレルギー性はほとんどないとされ、EWGスコアも低リスク帯。40年以上の使用実績を持ち、日本薬局方・医薬部外品原料規格にも収載される。一方、出発原料であるN-ビニル-2-ピロリドンには毒性・発がん性リスクが報告されており、製品中の残存モノマー量の管理が品質上の重要ポイントとなる。完全重合されたPVP自体は皮膚から吸収されにくく実害は認められないが、懸念を持つ消費者が一定数存在するのも事実。グリセリンなど多価アルコールとの併用でフィルムの可撓性が増し、使用感が改善されることが多い。

相性の良い成分

グリセリン ヒアルロン酸Na イオン基ポリマー

相性の悪い成分・混合注意

多価金属イオン(Fe³⁺ Cu²⁺等)

PVPを含む商品ランキング

50件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)