カテゴリ:シャンプー
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一部の成分に注意が必要です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因皮膚感作性5件・アレルゲン6件・経皮吸収51件
メーカー
Z.E.Tブランド
AVISTA(アビスタ)容量
300ml参考価格
3850円1ml単価
12.8円JAN
4571429420237ASIN
B07RWXXP4K発売日
2017年5月24日ID
10629全成分
商品説明
解析チームです。Z.E.T社のAVISTA アビスタ エイジングケアシャンプー、6つの無添加を謳い100%天然由来成分で構成されているというこのシャンプーですが、実際のところ「安心」と「効果」のバランスはどうなのか? 配合成分51種という豪華さの裏に、どんな設計思想が潜んでいるのでしょうか。
まず結論から言うと、解析ドットコムでの総合ランク289位/3036製品中という成績は、上位約9.5%に位置する「かなり良い部類」のシャンプーです。総合点3.7点(5点満点)は決して低くありませんが、もう一歩のインパクトが欲しいところ。
注目すべきは洗浄剤の品質4.8点という驚異的なスコア。業界でもトップクラスのアミノ酸系洗浄成分を惜しみなく投入しています。一方で、洗浄力2.9点、髪補修力2.7点という数値が示す通り、「攻めより守り」の設計であることは明らか。「髪を傷めない」ことには全振りしているが、「劇的に変える」パワーは控えめ—そんな製品像が浮かび上がります。
エイジングケア力3.0点という数値も、正直なところ「エイジングケアシャンプー」を名乗るにはやや物足りない印象。ただし、これは配合成分のチョイスに問題があるというより、多くの成分を「広く浅く」配合した結果と言えるでしょう。
日本精化が開発した熱反応型の毛髪補修成分で、ナタネ由来のラクトン化合物です。60℃以上の熱で毛髪内部のアミノ基とアミド結合を形成し、シャンプーで洗い流しても効果が持続するという特性を持っています。
日本精化の研究データによると、エルカラクトン処理毛は未処理毛と比較して、うねり抑制・絡まり改善・ツヤ向上のいずれにおいても有意な差が確認されています。ただし効果を最大化するにはドライヤーやアイロンの熱が必要。自然乾燥派には少々もったいない成分かもしれません。
本製品では成分表の後半に記載されているため、配合量は控えめと推測されます。「入っている」だけで劇的効果を期待するのは早計—とはいえ、この価格帯のシャンプーにエルカラクトンが入っていること自体は評価に値します。
このシャンプーの真骨頂は洗浄成分の設計にあります。
| 成分名 | 特徴 | 評価 |
|---|---|---|
| ココイルグルタミン酸Na | アミノ酸系で最もしっとり、泡立ち控えめ | 最高級 |
| ココイルメチルアラニンNa | ベビーシャンプー並みの低刺激性 | 高品質 |
| ココアンホプロピオン酸Na | 泡質に優れたマイルド両性界面活性剤 | 良好 |
特にココイルグルタミン酸Naは、ヤシ油脂肪酸とグルタミン酸から構成されるアニオン界面活性剤で、肌への刺激性試験でも非刺激に分類されるほど穏やか。宮澤らの研究(1989年)によると、アミノ酸系・タウリン系洗浄成分は累積刺激性・浸漬刺激性ともにラウレス硫酸Naより大幅に低いことが示されています。
ただし、この「優しさ全振り」が洗浄力2.9点という数値につながっている面もあります。オイリー肌の方や整髪料をしっかり使う方には、物足りなさを感じる可能性があります。
スイス産の希少品種「ウトビラー・スパトラウバー」の幹細胞を培養して抽出したエキスです。このリンゴは4ヶ月経っても腐らないことで知られ、2008年の世界最大級の化粧品原料展示会で受賞歴もある注目成分。
ミベールバイオケミストリー社の研究では、ヒト皮膚幹細胞の働きを高め、表皮の再生能力向上に寄与することが報告されています。頭皮環境の改善を通じて、間接的にヘアケアをサポートする設計と言えるでしょう。
太古の腐植土から抽出された、フルボ酸・酵素・ビタミン・アミノ酸・ミネラルを含む複合エキス。コーセーの研究(2015年)では、角層のターンオーバーを促進するKLK5酵素の活性を促進する効果が確認されています。
頭皮の細胞活性化、保湿、抗酸化作用が期待される成分で、「土から髪を育てる」という発想は面白いアプローチです。
「安全性に全賭けした誠実な設計」
安全性4.7点は伊達じゃない。6つの無添加(シリコン・保存料・防腐剤・合成香料・合成着色料・鉱物油)を実現しながら、洗浄剤品質4.8点を両立させているのは素直にすごい。
「敏感肌の救世主になれる」
ベビーシャンプー級のマイルドさ。肌荒れしやすい方、頭皮トラブルに悩む方には、「やっと出会えた」と思える一品になる可能性大。
「天然精油の香りは本物」
ノバラ油、リンゴ種子油、ローズマリー油、オレンジ油のブレンド。合成香料では出せない奥行きのある香り。
「全方位に手を出して焦点がボヤけた」
51成分という豪華さが、逆にアダになっている。どの成分も配合量が薄まり、「コレ!」という決め手に欠ける印象。
「洗浄力を求める人には向かない」
洗浄力2.9点は正直に言って低め。毎日の汗や皮脂をスッキリ落としたい人には不満が残る可能性。
「価格とのバランス」
300mlで3,850円は、この成分構成なら妥当だが、コスパ3.6点という数値は「もう一声欲しい」という本音を反映している。
AVISTA アビスタ エイジングケアシャンプーを一言で表すなら、「守備力MAXの優等生シャンプー」。攻撃力(洗浄力・即効性)は控えめだけど、守備力(安全性・保湿力)は業界トップクラス。
率直に言えば、「エイジングケア」という名前から期待するような劇的なハリ・コシ改善や育毛効果は望みにくいです。育毛効果2.4点、エイジングケア力3.0点という数値がそれを物語っています。しかし、「髪を傷めずに健やかな状態を維持する」という意味でのエイジングケアとしては、優秀な選択肢と言えます。
最終的な結論として、「安心して長く使えるデイリーシャンプー」としては高い完成度を誇ります。派手さはないけれど、着実に頭皮と髪の環境を整えていくタイプ。「今すぐ変わりたい」より「10年後も健やかでいたい」という方に向いています。メーカーが推奨する「泡パック3〜5分」を習慣化できれば、配合された美容成分の恩恵をより感じられるでしょう。