Ingredient Analysis

ラウリン酸ポリグリセリル-10

ノニオン界面活性剤 50件の商品に配合 ID: 864
ノニオン界面活性剤 乳化・可溶化を担う非イオン性界面活性剤
+50

安全性
+20

素材の品質
+30

使用感
基本情報
成分名ラウリン酸ポリグリセリル-10
医薬部外品名モノラウリン酸ポリグリセリル
慣用名・別名デカグリセリンモノラウレート
INCI名Polyglyceryl-10 Laurate
分子量504.66 Da
由来植物性,半合成
推奨配合濃度0.5〜3%
適正pH域3〜8
EWGスコア2/10
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ ノニオン界面活性剤
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +20
成分の素材品質・配合価値
安全性 +50
肌・頭皮への安全性
補修力 +0
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +30
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +20
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +30
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +40
環境負荷・生分解性の評価

概要

ラウリン酸(C12脂肪酸)とデカグリセリン(グリセリン10量体)のモノエステル型ノニオン界面活性剤。HLBが高く親水性に優れ、乳化・可溶化・起泡補助作用を発揮。イオン性を持たないため皮膚刺激が極めて少なく、敏感肌・低刺激処方に適する。耐塩性・耐酸性に優れ、幅広いpH域で安定。ラウリン酸の抗菌性も一部寄与。天然由来原料から製造され生分解性が高い。

ラウリン酸ポリグリセリル-10の解析

ラウリン酸ポリグリセリル-10は、ヤシ油・ラウリン酸と植物由来グリセリンを重合・エステル化した多価アルコールエステル型ノニオン界面活性剤である。INCI名はPolyglyceryl-10 Laurate、デカグリセリンモノラウレートとも呼ばれ、HLB値は約15〜16と非常に高い親水性を誇る。

この高いHLBは、水への親和性が強く可溶化・O/W型乳化に特に適していることを意味する。精油や香料を水系製品に均一に溶け込ませる可溶化剤として化粧水・美容液・クレンジングウォーターなどに広く配合されるほか、洗顔フォームにおける起泡補助・洗浄力向上にも貢献する。乳液やクリームでは他の乳化剤と組み合わせることで安定性を高める共乳化剤としても機能する。

最大の特徴は低刺激性と高い安全性にある。ノニオン界面活性剤は陰イオン(アニオン)や陽イオン(カチオン)の界面活性剤と異なり電荷を持たないため、皮膚タンパク質との相互作用が弱く刺激が少ない。さらにポリグリセリン鎖が長いほど親水性が増し刺激が低減される傾向があり、10量体という長鎖ポリグリセリン骨格がこの温和さを支えている。敏感肌・乳幼児向け製品への採用事例も多い。

また、耐塩性・耐酸性に優れる点も実用上の強みである。電解質(塩類)や酸性成分が存在する処方下でも乳化・可溶化能が安定するため、ビタミンCや有機酸を配合した美容液など低pHの処方にも対応できる。これはイオン性界面活性剤が塩析によって機能低下しやすいのと対照的である。

原料面では植物由来グリセリンとヤシ由来ラウリン酸から製造され、生分解性が高く環境負荷が小さい。RSPO認証原料の使用や国際認証(COSMOS・ECOCERT)に対応した規格品も存在し、サステナブル化粧品処方のニーズにも応える成分である。ラウリン酸自体が持つ穏やかな抗菌活性も、防腐補助的な副次効果として期待される場合がある。

相性の良い成分

グリセリン プロパンジオール その他ポリオール

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