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ノンシリコンとは言えないと思いますが、見所のあるコンディショニングシャンプーです。
ノンシリコンとは言えないというのは、(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシ加水分解シルク←ここにシリルとあるように、ばっちりシリコンが入っているからですね。
それが良いとか悪いとかではなく、ノンシリコンと宣伝しておいて実は入ってました、では信頼性の点で問題があるかな、と。
肝心の中身ですが、
ベースにラウロイルメチルアラニンNaとコカミドプロピルベタインということで、コンディショニング効果期待の洗浄剤と言える内容。
ココイルグルタミン酸TEA、ココイルメチルタウリンNaあたりは感触改善狙いで、泡立ちを細かく、しっとりした感触にし、仕上がりではさらさら感という狙い。
アミノ酸各種は保湿性を付与。
ケラチン、シルク、コラーゲン、ヒアルロン酸、カチオン化ヒアルロン酸、トレハロースと、保湿・ハリコシ成分が連続して投入。
1つ1つは少ないでしょうが、全体として潤いとコンディショニング効果を期待させています。
前述のシリコン導入型シルクがさらさらの感触を。
さらに、エキス類ではユズ、アセロラ、ワサビノキ、ニンファエアアルバ花エキス(スイレン)、黒糖など、保湿作用と抗酸化作用、整肌、抗炎症系のエキスを中心にした構成。
アボカド、シアバター、リピジュア、ブドウ、オリーブといったエモリエントエキスや持続性のある保湿作用、紫外線吸収作用も特徴。
全体としては、
ちょっと値段からしてみたら想像を超えるようなクオリティの成分が並んでいる一品と見て良いでしょう。
成分の種類が非常に多いので、個々の配合量は微量であることは間違いありません。
その点で、「有効濃度」という目で見るとやや弱そうな一面もありますが、
おおむねシャンプーとしては期待に応えるだけのものを秘めた一品と見ます。
主な目的がコンディショニング作用と考えられますので、さっぱり感のようなものは薄く、しっとりした使用感が好みを分ける可能性がありますが、
特に女性には好まれる可能性の高い使用感と見て良いでしょう。
潤いコーティングが主ですので、ダメージヘアを補修していくような本格派ではありませんが、
市販ではまずまず上質な方の一品であると言えるいいシャンプーです。