Ingredient Analysis

ユズ果実エキス

植物由来成分 50件の商品に配合 ID: 1057
植物由来成分 植物・天然素材から抽出された自然由来成分
+0

安全性
+25

素材の品質
+10

使用感
基本情報
成分名ユズ果実エキス
医薬部外品名ユズエキス, ユズセラミド
慣用名・別名柚子果実エキス, ユズエキス
INCI名CITRUS JUNOS FRUIT EXTRACT
由来植物性
推奨配合濃度1〜5%
適正pH域3.5〜6.5
コメドジェニック度1/5
EU規制規制なし
日本規制 化粧品成分基準収載 規制なし
カテゴリ 植物由来成分
ユズ果実エキスの分子構造
分子構造・化学式イメージ
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +25
成分の素材品質・配合価値
安全性 +0
肌・頭皮への安全性
補修力 +25
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +20
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +15
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +10
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 +20
環境負荷・生分解性の評価

概要

ミカン科ユズ(Citrus junos)の果実から得られる植物エキス。抽出溶媒により機能が異なり、エタノール抽出品(ユズエキス)はクエン酸・酒石酸由来の収れん作用・血行促進・保湿効果を持ち、BG抽出品(ユズセラミド)はグルコシルセラミドを主成分としてバリア機能改善・CMC代替による毛髪強度・キューティクル改善に寄与する。ビタミンC・α-ピネン・シトラール・ペクチンなどの複合成分がメラニン合成抑制・抗炎症・エイジングケアにも働く。

ユズ果実エキスの解析

ユズ果実エキスは、ミカン科植物ユズ(Citrus junos)の果実から抽出される多機能植物エキスだ。化粧品表示名は統一されているが、抽出溶媒によって含有成分と機能が大きく異なるという珍しい成分でもある。

エタノールで抽出したユズエキスには、クエン酸・酒石酸・リンゴ酸などの有機酸が含まれ、毛穴引き締め(収れん)作用や皮脂バランスの調整に働く。また精油成分のα-ピネンやシトラールが血管を拡張して血行を促進し、頭皮ケア・育毛サポートとしての需要もある。ペクチンは皮膚表面をなめらかにし、保湿膜を形成する役割を担う。

一方、BG(ブチレングリコール)で抽出したユズセラミド(ユズ果実エキス)は、グルコシルセラミドを主成分として含む。これは植物系セラミドの中でも人の皮膚セラミドに近い構造とされており、角質層バリアの補修・頭皮のバリア改善に有効だ。毛髪内部のCMC(細胞膜複合体)の代替成分としても機能し、ダメージヘアのキューティクル改善・毛髪強度の向上が研究で認められている。

さらに、ユズ種子にはメラニン合成抑制に関わる成分が含まれており、美白・ホワイトニング効果も期待される。抗炎症作用も報告されており、敏感肌向け製品や頭皮ケア製品への配合も増えている。冬至のゆず湯という日本の伝統文化が示すように、温熱・リラクゼーション・血行促進の複合的な作用は古くから経験的に活用されてきた知恵の結晶でもある。

一般的な植物エキスの中では機能の多様性が高く、シャンプーからスキンケアまで幅広い製品に配合される汎用性の高い成分だ。ただし柑橘系成分を含むため、光毒性や肌への刺激が懸念される場合もあり、光感作性のある精油成分(フロクマリン類)を含む可能性がある点には注意が必要である。

相性の良い成分

ビタミンC誘導体 セラミド ナイアシンアミド グリセリン

相性の悪い成分・混合注意

鉄塩含有成分 強アルカリ剤

ユズ果実エキスを含む商品ランキング

50件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)