解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
ブランド名
FUCES容量
240ml参考価格
2028円1mlあたり
8.5円JANコード
4580386970181KaisekiID
7902全成分
このトリートメント、 髪に使えば優秀。しかし スカルプパックとしては失格。
良くも悪くも、 普通にトリートメントなんです。 4級カチオン界面活性剤をベースに据え、 ジココジモニウムクロリド、 ベヘントリモニウムメトサルフェートなど、 複数に及ぶカチオン界面活性剤を 内包したトリートメント。まさに、髪用の紛うことなき構成といえます。
そんなトリートメントですから、 スカルプパックとして使ってしまった場合、 大変なことになります。
というのも、 4級カチオン界面活性剤は 脱毛剤として使われるもの タンパク変性作用や脱毛作用が強く、 スカルプパック=頭皮ケア用として使うには あまりにも危険。 他に幾ら頭皮に良い成分が配合されていたとしても、 カチオン界面活性剤ベースである時点で忌避すべきなのです。
割り切って髪だけに使うのであれば決して 悪くはない製品ではあります。
前述したカチオン界面活性剤をベースに、18−MEAを補給できるイソアルキル(C10‐40)アミドプロピルエチルジモニウムエトサルフェート、脂肪酸(C10‐30)(コレステリル/ラノステリル)、オリーブ油やホホバ油に ヒアロベール= ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウムなど、 主にキューティクルの補修能力が高いトリートメントであるということは言えます。 クパスオイルと呼ばれる、 テオブロマグランジフロルム種子脂も配合。これは、 チョコレートの原料にも使われる リッチな感触の脂ですね。 使用感はかなり滑らかなものとなりそう。
しかし だからといって、 繰り返しになりますが 頭皮に 塗るのは話が全く別です。 ステアルトリモニウムクロリドは、 ズバリ脱毛剤の主成分として使われるほどの成分ですから、これはハゲても 文句は言えません。よって、 スカルプパックとして使うことは 絶対に NG です。
そういう意味では、 この製品がスカルプパックと名乗ってしまっていることについて、 大いに非難にあたる問題だなとは感じます。
せっかく、 髪にだけ使うので あればそれなりに使えるクオリティであるのに、です。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。