Ingredient Analysis

セテアリルアルコール

成分 50件の商品に配合 ID: 1206
成分 化粧品・ヘアケア配合成分
+13

安全性
+10

素材の品質
+20

使用感
基本情報
成分名セテアリルアルコール
医薬部外品名セトステアリルアルコール
慣用名・別名セトステアリルアルコール、C16-18アルコール
INCI名Cetearyl Alcohol
分子量約242〜270 Da(混合物のため幅あり)
由来植物性
推奨配合濃度2〜10%
EWGスコア1/10
コメドジェニック度2/5
EU規制規制なし
日本規制 規制なし
カテゴリ 成分
成分特性チャート −100(マイナス効果)〜 +100(プラス効果)
各スコアは当サイト独自基準による評価値です
成分スコア詳細 各評価項目の詳細(スコア: −100〜+100)
素材の品質 +10
成分の素材品質・配合価値
安全性 +13
肌・頭皮への安全性
補修力 +5
髪のダメージ補修・強化力
頭皮改善 +5
頭皮環境の改善・ケア効果
潤滑性 +20
なめらかさ・コーティング効果
育毛力 +0
育毛・発毛促進への寄与
使用感 +20
使用時の感触・仕上がり感
環境配慮 -10
環境負荷・生分解性の評価

概要

セタノール(C16)とステアリルアルコール(C18)の混合高級脂肪族アルコール。ヤシ油・パーム油由来の脂肪酸を還元して製造。揮発性ゼロで常温固体のワックス様物質。乳化安定剤・乳化補助剤として油水界面を安定化するほか、感触改良剤として滑らかさと保湿感を付与。エタノールとは構造的・機能的に全く異なり、皮膚や毛髪を乾燥させる作用はない。コンディショナー・クリーム・乳液の基剤として広く使用される汎用補助成分。

セテアリルアルコールの解析

セテアリルアルコールは、炭素数16のセタノールと炭素数18のステアリルアルコールを混合した高級脂肪族アルコールである。「アルコール」という名称から揮発性や乾燥感を連想しがちだが、エタノールなどの低級アルコールとは根本的に異なる。常温で白色固体のワックス様物質であり、揮発せず、皮膚・毛髪の水分を奪うことはない。

作用機序の核心は界面への配向と乳化安定にある。分子内に水親和性のヒドロキシル基(-OH)と油親和性の長鎖炭化水素を持つため、水と油の界面に自発的に配列し、乳化粒子を安定させる。これにより、コンディショナーや乳液の滑らかなテクスチャーが生まれ、塗布時の「とろり感」を担う。さらに毛髪のキューティクルや皮膚表面に薄い脂質様膜を形成し、柔軟性・平滑性・保湿感を付与する。

類似成分との比較で見ると、セタノール単体よりも融点が低く扱いやすく、ステアリルアルコール単体よりも感触がソフトであるため、両者を混合したセテアリルアルコールは多くの処方で採用される。シリコーン類(ジメチコンなど)と比較すると膜形成力はやや劣るが、植物由来で生分解性が高く、環境負荷が低い点が評価される。

安全性は高く、EWGスコアは1(低リスク)、EU規制上も制限なし。ただし、接触皮膚炎のリスクが皆無ではなく、ごく一部の感作個人では反応する場合がある。コメドジェニック度は中程度(2)とされており、ニキビ肌への多量配合には若干の注意が必要。配合濃度は一般的に2〜10%の範囲で、製品の剤型や粘度設計に応じて調整される。カチオン界面活性剤(セトリモニウムクロリドなど)との組み合わせでは相乗的なコンディショニング効果を発揮し、多くのコンディショナー処方の骨格成分となっている。

相性の良い成分

セトリモニウムクロリド ベヘントリモニウムクロリド ジメチコン グリセリン

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50件の商品に配合されています(総合点順・上位50件)